SING LIKE TALKINGが、2027年に開催する全国ツアー〈SING LIKE TALKING “THE FINAL” Dedicated to 西村智彦〉をもって、バンドとしての活動に終止符を打つことを発表しました。
1988年のデビュー以来、ジャンルを超えた音楽性と卓越した演奏力で、日本の音楽シーンに独自の足跡を刻んできたSING LIKE TALKING。2025年にギタリスト・
西村智彦が逝去して以降、
佐藤竹善と
藤田千章はバンドの未来について時間をかけて話し合いを重ねてきました。
その結果、「デビュー以来、故人となった西村智彦を含めた3人を以て“Sing Like Talking”を名乗り、彼の存在無くして“Sing Like Talking”は存在しない」という思いから、西村への追悼の意味も込めた今回のラスト・コンサート・ツアーを開催し、その最終公演をもってバンドとしての活動を終えることを決断しました。
ツアー・タイトルは、故人への感謝と敬意を込めて、〈SING LIKE TALKING “THE FINAL” Dedicated to 西村智彦〉と名付けられました。
SING LIKE TALKINGとしてのライヴは、2023年に開催したデビュー35周年ライヴ以来、約4年ぶりとなります。
また、11月11日(水)には最新アルバム『Final Chapter』を発売。2027年1月にはファンクラブ会員限定イベントの開催も予定しており、ラストコンサートへ向けた一年がスタートします。
なお、バンドとしての活動はラスト・コンサートをもって終了しますが、オフィシャル・ウェブサイトなどの公式サービスは2027年末まで現在の形で運営を継続します。2028年以降は新たな形へリニューアルを予定しており、オフィシャル・ファンクラブについても終了することなく、新たな形で継続します。
[メンバーコメント]まずは38年以上の長きに渡り、我々「Sing Like Talking」を支えてくださった全ての皆さまに、心よりの感謝をお伝えしたく思います。でも、やはりとても言葉では表しきれないとも思いますし、皆さまにここまで育ててもらっておきながら、何か恩返しができただろうか、などと考えると益々言葉にはできなさそうです。
デビュー以来、故人となった西村智彦を含めた3人を以て「Sing Like Talking」を名乗ってきました。彼の存在無くして「Sing Like Talking」は存在しませんでしたし、彼の才能と貢献無しに我々の音楽は生まれなかったことは確かです。我々の存在や作品が皆さまに親しまれてきたのも、彼が担ってきた役割のおかげかとも感じます。
彼を失った事実を踏まえ、我々二人の今後や、「Sing Like Talking」の処遇について、現実的な展望や心情的な意向を幾度も交わす中で、この度は「Sing Like Talking」の「解散」という結論に至りましたが、将来的には二人で何か活動する機会があるかもしれません。しかしそれでもやはり、それは「Sing Like Talking」とは別物になるだろうと考えています。
様々なご意見はあって当然だと思いますし、何が正解かも言い難いとも思いますが、「Sing Like Talking」と「西村智彦」が存在した事実、そして作品群やパフォーマンスがこの世界に提供された事実が変わることは決してありません。そして願わくは、ではありますが、我々の作品が未来に歌い継がれて、世間のどこかで誰かを励まし続けてくれることを朧げに期待します。
身勝手かとも思いますが、この決断に至った経緯をどうかご容赦くださいますよう。そして最後の最後まで「Sing Like Talking」を「楽しんで」いただきたく、また、我々の「これから」を、引き続き温かく見守っていただければ大変有り難く思います。
今まで、本当に、本当に、ありがとうございました。――佐藤竹善 / 藤田千章