カミナリグモが、通算7枚目のフル・アルバム『MELODY TOWN』を7月16日(水)にリリースすることを発表。
活動休止、再開なども含めたメンバー2人での活動は18年目を迎え、その間、心の奥底に流れ続ける言葉とメロディを縫い合わせたパッチワークのような、カミナリグモらしいカラフルな最新作が完成。今作も所縁のある豪華ゲスト・ミュージシャンを多数迎えて、
Hey! Say! JUMPに楽曲提供した「ハローメロディ」、
真鍋吉明(ex.
the pillows)とのコラボ楽曲「MY FILM」のセルフカヴァーや、活動初期の人気未発表曲「あいにくよ」も収録するなど、新旧、楽曲ごとに表情を変える多彩なラインナップとなっています。
また、オフィシャルサイト・オンラインショップでは、完全受注生産のオリジナルTシャツとの限定セットも販売。既に発表されたクボケンジ(
メレンゲ)とのツーマン・イベントを皮切りにしたリリース・ツアーも後日発表予定とのことです。詳細はオフィシャル・サイトをご確認ください。
[コメント]長い暗闇の中で「つぎはぎバルーン」という曲ができました。
もがきながらも、何とか前に進みたいっていういつものカミナリグモっぽい世界なんだけど、当時の状況、心境にとてもリアルな曲で、自分で作った曲に自分が救われたような気がしました。
この曲ができたことで途端にアルバムの構想が進んで、セルフカバーや活動初期の楽曲を収録して、新曲も更に作って、他の曲のアレンジをああしよう、こうしよう、この曲はバンドでこのメンバーでみたいな感じで怒涛の制作期間でした。
これだけ長く音楽を続けているのは心のどこかに音楽の町があって、自分たちはそれぞれそこの住人なんじゃないかっていうようなコンセプトで、バンドや音楽への愛が詰まったフルアルバムになっています。――Gt.&Vo.上野啓示今回は新しい曲だけじゃなくてセルフカバー、昔からあった曲のパッケージ化があったりして、それぞれの時間軸の良かったエッセンスと今の感覚がミックスされたような作品作りになったかな、と。
でも昔から根底にあるものは変わらないので、自分達のあるべき場所はここなんだ、ということを曲達の中で感じてもらえたら嬉しいです。
二人で作品作りしつつ、レコーディングメンバーからたくさんアイディアをもらって曲がブラッシュアップしていって、この瞬間の繰り返しが何よりも楽しい。本当にたくさんの人達に支えてもらっていて、改めて活動を続ける事が出来ている事、感謝したいです。
今好きな音楽の形の証として、このアルバムを届けつつ、これからも変わらず前に進んでいきたい、と思います。――Key.ghoma