メジャー・デビュー35周年を迎えた筋肉少女帯が、1994年4月21日にリリースした通算9枚目のアルバム『レティクル座妄想』のリリース30周年を記念した新作（CD + DVD）を発売することを発表。

　記念盤の内容は、新曲「医者にオカルトを止められた男」に加えて、『レティクル座妄想』より「さらば桃子」、「ノゾミ・カナエ・タマエ」のセルフカヴァー新録音2曲を収録したCDと、2023年の11月22日に東京・Zepp DiverCityで開催されたツアー〈一瞬！〜メジャーデビュー35周年記念〉ファイナル公演のライヴ映像10曲を収録したDVDの、新旧の筋少の魅力をパッケージ化した豪華な内容になっています。

　あわせて、『レティクル座妄想』のリリース30周年を記念したライヴを5月13日（月）に神奈川・川崎 CLUB CITTA、5月31日（金）に東京・恵比寿 LIQUIDROOMにて開催。さらに、筋肉少女帯のデビュー36周年記念日となる6月21日（金）には、東京・豊洲PITにて筋肉少女帯メジャー・デビュー36周年記念ライヴを開催することも発表しています。アニバーサリー企画が続く筋肉少女帯の詳細は、オフィシャル・サイトをご確認ください。

［コメント］
筋少のアルバムの中で最も実験的な『レティクル座妄想』発売から30年！
記念の新曲「医者にオカルトを止められた男」は『レティクル座妄想』のサイドストーリーとして作詞しました。でも何回聴いてもどこがレティクルの物語につながるのかわからないと思う。そこが重要なんです。
そこが実験的なんです。つまり、メジャーデビュー35年経った今でも、筋肉少女帯は現在進行形で実験的だ！ということです。多分。
――大槻ケンヂ