2025年にウータン・クランのGZAやレゲエ・レジェンドのジギー・マーリーとのツアーを経て、レタスは新たな刺激を受け、『Cook』においてその音楽的パレットをさらに拡張しています。一方で、コロラド交響楽団との共演によるライヴ・アルバムおよびコンサート映画『Lettuce with the Colorado Symphony』もリリースしながら、レタス独自のファンク・サウンドも健在。ジェイムス・ブラウンとそのバンドThe JB’sへの敬意、タワー・オブ・パワーやメイシオ・パーカーといった師匠たちへのオマージュも込められ、6人のメンバーにとって五感すべてを刺激する“栄養満点の一皿”のような仕上がりとなっています。
ヴォーカルのナイジェル・ホールが「しばらく温めていた曲で、ようやく人に聴いてもらえる」と言う先行シングル「Gold Tooth」をはじめ、ドラマーのアダム・ダイチが「R&Bソウルのクラシックを、驚異的なNigel Hallがボーカルとキーボードで本気のトリビュートを捧げている」と語るケニ・バークの名曲「Rising to the Top」のカヴァー、ベースのエリック・クームスが「これはアルバムの中で一番好きな曲」と語る「Breathe」など16曲を収録。さらに、日本盤CDには、「Let's Straighten It Out」がボーナストラックとして追加収録されます。
なお、バンドは、ワイン・ブランド「Lettuce Red Crush」「Lettuce Orange Crush」の立ち上げを、Aquila Cellarsとのコラボレーションにより発表。これに伴い、ワインとのペアリングを掲載したレシピブックをリリースします。レシピブックはLP付属およびデジタル形式で提供される予定。また、ワインのプロデュースは、メンバーのエリック・ブルームとライアン・ゾディアスが手がける流通会社「Benny & Zoid Selections」によって行なわれ、オンラインで全米配送も可能となっています。
また、11月、バンドは非営利団体Music is a Languageと提携し、バンド名を冠した奨学金プログラムを立ち上げたことも発表。このプログラムは、レタスの原点であるバークリー音楽大学に通う有望な学生に対し、全額授業料免除の奨学金を提供するものです。本奨学金の資金調達キャンペーンは、12月5日(金)〜7日(日)にコロラド州デンバーで開催される、レタス主催の完売公演シリーズ〈House of Lett〉にて本格的にスタートする予定です。
[収録曲] 01. Grewt Up 02. Clav it Your Way 03. Sesshins 1 04. 7 Tribes 05. Rising to the Top 06. Sesshins 2 07. Gold Tooth 08. Breathe 09. The Matador 10. Sesshins 3 11. Cook 12. Storms Coming 13. Keep On 14. Sesshins 4 15. The Mac 16. Ghosts of Yest 17, Let's Straighten It Out(日本盤CDボーナストラック)