韓国のシンガー・ソングライター、ルシッド・フォールが通算11枚目のオリジナル・アルバムル『Elsewhere〜ここではないどこか』を12月26日(金)にリリースします。
近年はインストのアンビエント作品や声とギターだけのシンプルかつミニマルなアルバムを発表してきたルシッド・フォール。3年ぶりのオリジナル・アルバムでは、信頼する韓国のトップ・ミュージシャンたちに加え、ブラジルのマルチ奏者
シコ・ベルナルデス、アルゼンチンの打楽器奏者マリアーノ・カンテーロ、カタルーニャのギター奏者
パウ・フィゲレスら各国の気鋭の音楽家たちと組んで、多彩でロマンティック、時にドリーミーでダイナミックなサウンドを展開。ボサ・ノヴァを思わせるやさしく内省的な歌声も健在で、曲ごとに違った表情や陰影を感じさせる表現力は、シンガー・ソングライターとしての実力を改めて証明しています。
タイトル“Elsewhere〜ここではないどこか”は、自身の暮らす韓国・済州島から離れた「どこか」〜東京やバルセロナやサンパウロ、あるいはパレスチナやウクライナのような場所に想いを巡らせ、さらにさまざまな場所に暮らす人々がより美しく幸せに生きられる理想郷を意味しているとのこと。それ故、多くの海外アーティストとともに作品を作りたいという想いが結実した作品となっています。
また、本作は、2013年の『
花は何も言わない』以来12年振りとなる日本盤リリースとなります。オリジナルの歌詞カードとその日本語対訳を収録したブックレット、そしてルシッド・フォールを日本に紹介する第一人者であり、渋谷のワインとボサ・ノヴァのバー「bar bossa」のマスター・
林伸次によるライナーノーツを収めたリーフレットが封入されています。