公開されている「ブーツ・オン・ザ・グラウンド」の映像作品は、マッシヴ・アタックが謎めいたアメリカ人フォト・アーティスト「thefinaleye」と共同制作したもの。この印象的で強烈なモンタージュ映像は、まだ名付けられていないアメリカの重要な時代を描き出し、ICE(移民税関捜査局)による一斉摘発、国内治安部隊の軍事化、国家による権威主義への反対を焦点とした、米国史上最大規模の抗議運動の余波の中で制作されました。映像と楽曲のリリースに合わせ、4月17日(金)には、小説『アメリカン・ウォー』や『What Strange Paradise』、ノンフィクションの傑作『One Day, Everyone Will Have Always Been Against This』の著者、オマル・エル=アッカドによる、本作のテーマに関する独占的なスポークン・ワードの考察が公開されます。
マッシヴ・アタックが新曲を発表するのは、2020年のEP『Eutopia』以来。トム・ウェイツの新曲は、2011年のアルバム『Bad As Me』以来。「ブーツ・オン・ザ・グラウンド」には、トム・ウェイツの息子のケイシー・ウェイツがヴォーカルとドラムで参加しています。
何年も前のある日、マッシヴ・アタックからのコラボレーションの誘いを受けた。ずいぶん昔のことだが、俺たちは彼らに「Boots on the Ground」を送った。リリースが長引いたことなど、俺は一度も気にしていなかった。今日という日も、人類のあらゆる「昨日」と同様に、この曲が決して色あせることはないことを保証している。人間の失態と愚行は、ハエたちにとってはごちそうだ。だからこそ、マッシヴ・アタックの近々リリースされる12インチのBサイド「The Fly」には、この羽のある厄介者への俺の賛辞が収録されている。 ――トム・ウェイツ