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仲道郁代×有田正広、オリジナル楽器によるショパン協奏曲録音が実現!

仲道郁代   2010/12/07 15:40掲載
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 日本を代表するピアニスト仲道郁代が歴史的名器プレイエルを弾き、オリジナル楽器の有田正広指揮クラシカル・プレイヤーズ東京と共演したアルバム『ショパン:ピアノ協奏曲第1番、第2番』(COGQ-49 税込2,940円)が12月22日にリリースされます!

 生誕200年のショパン・イヤーの最後を飾る、世界に誇るべきレコーディングがこの夏行なわれました。ショパンがもっとも愛した楽器、プレイエルを使った、時代楽器によるショパンの協奏曲全2曲です。

 「もしショパンがいなかったら、私はピアニストにはならなかった」と語る仲道にとって、NHKが2007年に放送した番組『ピアノの詩人 ショパンのミステリー』への出演は、自身の大きな転機となりました。

 番組で仲道の大きな興味をひいたのが、ショパンが愛用していたプレイエル社製のピアノ。現代のピアノとは大きく異なる特性のその楽器を実際に弾いてみることで、それまでなかなか解決できないできたショパン独特のピアノの用法について、目から鱗が落ちる思いであったといいます。

 それ以後、仲道はさまざまな時代の歴史的楽器を実際に弾いて、その楽譜の意味するところを直接に感じ取り、現代楽器での演奏に活かすようなり、それだけでなく歴史的ピアノの演奏を実際のコンサートで披露するようになります。

 一方の有田は、ルネサンスから現代までのさまざなフルートのコレクションで有名ですが、じつはたくさんの鍵盤楽器も所有しています。彼の持つ1841年製のプレイエルは、ショパンの愛用していた楽器とまったく同じモデルであり、しかも何本かの低音弦が切れていた以外はハンマーも含めて当時のオリジナルのまま保存されていた奇跡的な楽器です。 有田は、その前身である東京バッハ・モーツァルト・オーケストラを発展的に解消してクラシカル・プレイヤーズ東京を新たに主宰、レパートリーをロマン派へと拡げる野心的な試みをスタートしていました。

 有田正広と仲道郁代の出会いは、もはや必然であったといってもよいものだったのです。

 歴史的名器プレイエルの響きの、筆舌に尽くしがたい美しさ。そして仲道の繊細極まるタッチと雄弁なる管弦楽が、ショパンの協奏曲の真価を啓示する名演。ショパン・ファン、そしてすべての音楽ファン必聴の歴史的な一枚です!


※12月22日発売
仲道郁代(p)有田正広指揮クラシカル・プレイヤーズ東京
『ショパン:ピアノ協奏曲第1番、第2番』
(COGQ-49 税込2,940円)

[収録曲]
ショパン:
01. ピアノ協奏曲第1番
02. ピアノ協奏曲第2番

[演奏]
仲道郁代(p、1841年製オリジナル・プレイエル)
有田正広指揮クラシカル・プレイヤーズ東京(オリジナル楽器使用)

[録音]
2010年8月2〜6日 東京芸術劇場大ホール
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