ブラック・カントリー・ニュー・ロード(Black Country, New Road)が、今年2月にフル・ライヴ映像作品『Live at Bush Hall』をYouTubeにて公開し、そこで映像化された全曲新曲の9曲を収録した日本限定CDが、3月24日(金)にリリースされます。あわせて、同日にはデジタル/ストリーミング配信もスタート。さらに、4月28日(火)にLPでリリースされることが決定。CD、LPそれぞれ異なるTシャツ・デザインを採用した、Tシャツセットも数量限定で発売されることも発表されています。
前作『Ants from Up There』リリース後、短期間で作り上げた新曲のみで構成されたライヴ・セットを作り上げ、これまでにPrimavera、Green Man、Fuji Rockなどの世界各地の大型フェスで披露してきたBC,NR。新たなパフォーマンスは英Rolling Stone誌や、The Guardian紙、NY Times紙など、さまざまなメディアから賞賛を受け、YouTubeでも配信された、フジロック2022での全曲新曲という大胆なパフォーマンスは全国の音楽ファンを魅了しました。
前作『Ants From Up There』がリリースされる数日前にフロントマンのアイザック・ウッドが脱退し、BC,NRは残ったメンバーのルイス・エヴァンス(sax,vo)、メイ・カーショウ(key,vo)、ジョージア・エラリー(vn,vo)、ルーク・マーク(g,vo)、タイラー・ハイド(b,vo)、チャーリー・ウェイン(ds,vo)の6人からなる新体制で、ライヴ用に全く新しい楽曲を書くこととなりました。本作には、それらの新曲を披露した年末のロンドン・ブッシュ・ホール公演でのライヴ音源9曲を収録。ミックスは、PJハーヴェイのコラボレーターでもあるジョン・パリッシュ担当しました。緩急に富んだアレンジとミニマル音楽的な円環リフ、情熱的なロック、エモーショナルなチェンバー・ポップ、そしてシャンソン的な洒脱さにポスト・ロック〜ジャズなインストを融合した、バンドにとっての新章の幕開けを飾る渾身作となっています。