スフィアン・スティーヴンス（Sufjan Stevens）が、ニュー・アルバム『ジャヴェリン』を10月6日（金）に発表します。2020年の『The Ascension』に続くヴォーカル入りのソロ・アルバムで、2015年の『Carrie ＆ Lowell』以来となる完全なシンガー・ソングライター・モードでの作品です。アルバムは全10曲収録で、ニール・ヤング「There's A World」のカヴァー以外はすべてスティーヴンスの書き下ろし。収録曲「So You Are Tired」が公開されています。

　adrienne maree brown、Hannah Cohen、Pauline Delassus、Megan Lui、Nedelle Torrisiといった親しい友人たちがハーモニーを奏で、ザ・ナショナルのBryce Dessnerは「Shit Talk」にアコースティック・ギターとエレクトリック・ギターで参加してるものの、録音、エンジニアリング、アレンジ、プロデュース、ミックスはスティーヴンスがみずから手がけ、ほとんどすべてのサウンドを自宅で作り上げました。

　音楽だけでなく、スティーヴンスの世界観はアルバムの隅々にまで浸透しています。付属する48ページのアート・エッセイ集には、綿密なコラージュ、カットアップされたカタログ・ファンタジー、パフペイントされたワード・クラウド、反復するカラー・フィールドの数々とスティーヴンスによる10篇の短いエッセイが掲載されています。