ローウェル・ジョージによって1969年にアメリカで結成された
リトル・フィートは、ニュー・オリンズに代表される米南部のR&B、ブギ、カントリー、ファンクなど様々な要素を貪欲に吸収し、1970年代のウェスト・コースト・サウンドとは一線を画す存在感を確立しました。数多くのリスナーやバンドに非常に大きな影響を与えた彼らは、今なお熱狂的な信者を世界中に持っています。結成から約60年の月日が流れ、リトル・フィートが残してきた名盤たちが次々と50周年という大きな節目を迎える中、2023年に発表された初期の大傑作『
セイリン・シューズ』と『
ディキシー・チキン』の50周年記念デラックス・エディションに続き、彼らの中期〜後期の名盤2作『
アメイジング!』と『
ラスト・レコード・アルバム』も、それぞれデラックス・エディションとなって11月12日(水)に発売されることが決定。
海外では、『ラスト・レコード・アルバム』が2枚組アナログ・セットと4枚組CDセットの2形態で10月24日(金)に発売となり、『アメイジング!』は2枚組アナログ・セットと3枚組CDセットの各形態で昨年夏に一足早くリリースされました。さらに、各作品のCDセットが日本盤として発売されることも決まり、11月12日に同時リリースされます。日本盤は輸入盤国内仕様で、英文ライナーノーツの完全翻訳や、歌詞・対訳を掲載した別冊ブックレットが付属となる予定。なお、『ラスト・レコード・アルバム』から先行シングルとして「ロング・ディスタンス・ラヴ」のオルタネイト・ヴァージョンが配信中です。