イマニュエル・ウィルキンス（as）、ジョエル・ロス（vib, marimba）、ジェラルド・クレイトン（p）、マット・ブリューワー（b）、ケンドリック・スコット（ds）という現代ジャズ・シーンを代表するメンバーからなるスーパー・グループ“アウト・オブ / イントゥ”が、2ndアルバム『Motion II』を12月5日（金）に発表します。アルバムからの先行シングル「Brothers In Arms」が公開中です。

　アウト・オブ / イントゥは2024年初頭に2ヵ月にわたる約40公演のツアーを敢行。大きな反響を呼びました。バンドはそのツアー中にスタジオ入りし、レコーディング。その一部が昨年『Motion I』としてリリースされ絶賛されました。新作『Motion II』には、同時期に録音され『Motion I』に収録されなかったトラックを収録。全曲このアルバムのためにメンバーが書きおろし、先行シングル「Brothers In Arms」はイマニュエル・ウィルキンスが作曲しています。

　メンバーはそれぞれ、「このバンドがブルーノートの遺産を受け継いでいくには、自分たちに正直であることを躊躇しないことが大切だと思う」（ジョエル・ロス）、「アウト・オブ/イントゥというバンド名は、ブルーノートの歴史と僕達のサウンドの進化を反映した名前なんだ」（ケンドリック・スコット）、「長い間一緒にツアーをしてきたので、その成果をこうやって残せるのはうれしいよ。ジョエルとは9年間一緒にプレイしてきた絆があるし、2人ともジェラルド、マット、ケンドリックの演奏を聴いて育ったんだ」（イマニュエル・ウィルキンス）、「僕達は毎晩のギグでお互いを刺激し合い、サウンドをさらに深く掘り下げていったんだ。2ヵ月の間に音楽はあらゆる方向に拡張されていった。バンドも才能とクリエイティビティにあふれたメンバーばかりだよ」（ジェラルド・クレイトン）と語っています。


Photo by Ryan McNurney