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アリーナ・イブラギモヴァ、ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集の録音を開始

アリーナ・イブラギモヴァ   2026/04/16 12:28掲載
アリーナ・イブラギモヴァ、ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集の録音を開始
 ロシア出身のヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ(Alina Ibragimova)が、長年デュオを組んでいるセドリック・ティベルギアン(p)とのベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集録音を開始。その第1弾にあたる『ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1集-第1、2、3、5番「春」』を6月12日(金)に発表します。フィジカルはSACDハイブリッドでの発売。SACD層にはステレオとあわせて5.0chの音源が収録されています。イブラギモヴァとティベルギアンの2人は、2009年から2010年にかけてもベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタを全曲録音しています。

 2025年7月に英・モンマスのワイアストン・コンサート・ホールで行なわれた録音で、イブラギモヴァはガット弦を張った楽器を、ティベルギアンはウィーン式アクションを持つフォルテピアノを使用。19世紀への転換期、初演当時の聴衆が耳にしたであろう音風景を現代に蘇らせます。

 Op.12の3曲(第1、2、3番)は当時の慣習に従い「ヴァイオリン伴奏を伴うクラヴィーアまたはフォルテピアノのため」として出版されましたが、モーツァルトの後期ソナタのようにヴァイオリンの比重が高まり、二つの楽器が対等な会話を繰り広げる場面が増えています。人気曲の第5番「春」でのイブラギモヴァは、軽快なテンポを基本としつつ、歌いまわしやダイナミクスの操作をかなり細かに行なうことで音楽の表情を刻々と変化させてゆきます。ティベルギアンの息の合った演奏は言わずもがな。2つの楽器が絶妙のバランスで収録されていることも大きな魅力です。

 このプロジェクトは、ベートーヴェンの没後200年にあたる2027年の完結を目指しています。

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