88歳の現在も最前線で活躍するサックス奏者の
チャールス・ロイド(Charles Lloyd)が、2009年にインド・ムンバイで
ザキール・フセイン(タブラ)、
エリック・ハーランド(ds)とのトリオ“サンガム”(Sangam)でレコーディングした音源を収録するアルバム『Sangam & Friends』を7月24日(金)に発表します。アルバムからの先行シングル「Jai Ganga」の配信がスタートしています。
フセインの父、アラ・ラカに捧げるコンサート「アッバジ」に招かれたロイドは、はじめて訪れたインドに大いに刺激を受け、コンサート後、フセイン、ハーランドとともにムンバイのニルヴァーナ・スタジオでレコーディングを敢行しました。その後、それらの音源は未完成のままでしたが、ヴィジャヤ・プラカーシュ(vo)や
ラケーシュ・チョウラシア(バンスリ)ら、現地のミュージシャンによる録音、そしてカリフォルニアでの追加レコーディングを経て、発売されることになりました。
公開された「Jai Ganga」は、サンガムの3人のみによるトラック。明るくリズミカルなサウンド、テクニカルなフセインとハーランドと軽やかなロイドのプレイの対比が鮮やかな印象の一曲です。
このアルバムについて、プロデューサーのドロシー・ダーは、「(2009年に訪れた)インドは強烈で壮麗な場所でした。ムンバイは人々の渦であり、重層的な音、絢爛な色彩、そしてエキゾチックな風味が溢れていました。それはあらゆるレベルで私たちの心に響きました。サンガムの3人はアッバジのステージ上で、無数のミュージシャンや楽器多くの弦を持つサランギの心に響く叫び、バンスリーから紡がれる森のようでありながら輝かしいメロディ、シタールから放たれる最も古典的なインドの音色―そして歌声と共に演奏しました。アラ・ラカへの音楽の捧げ物が終わった後、私たちはニルヴァーナ・スタジオへ赴き、かき立てられた滝や渦をさらに深く掘り下げたのです」と語っています。
Photo by D.Darr