昨年、日本人指揮者として14年ぶりに
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団定期公演へのデビューを果たし、今秋には
ベルリン・ドイツ交響楽団の首席指揮者兼芸術監督に就任するなど、世界的指揮者としてキャリアを重ねる
山田和樹。2018年4月から2024年3月まで首席客演指揮者を務めた
読売日本交響楽団とは、名曲から隠れた名作まで幅広いレパートリーに挑み、そのプログラミングも大きな注目を集めてきました。
10月21日(水)発売の『武満徹:ノヴェンバー・ステップス』には、山田が同楽団の首席客演指揮者として最後にタクトを振った、2024年2月9日の定期演奏会から、
武満徹の代表作「ノヴェンバー・ステップス」、そして同日のプログラムで続いて演奏された
ベートーヴェンの「交響曲第2番」をライヴ収録。「ノヴェンバー・ステップス」では、尺八に
藤原道山、琵琶に
友吉鶴心、日本を代表する2人の名手を迎えた圧巻の演奏を収録。また、ベートーヴェンでは「ノヴェンバー・ステップス」の配置に準じて弦楽器を左右の二群に分けた異例のステレオ配置、なおかつ弦16型・管楽器倍管という迫力の編成で臨み、山田和樹×読響のまさに集大成となった気迫と熱気にあふれる一期一会の演奏を収めています。
さらに、山田がライフワークとして深く注力し、読響とも積極的に取り組んできた日本人作曲家の作品から、2023年公演の「黛敏郎:曼荼羅交響曲」をカップリング収録。
日本が世界に誇る指揮者と奏者たちが集結し、時代と国を超えた作品を圧倒的な熱量で奏でた、臨場感あふれる1枚になっています。
©Zuzanna Specjal©読響 撮影=堀田力丸