過去と現在のこうした相互作用は、音楽そのものにも通底しています。ハイライトとしては、クリス・ステインがジョニー・サンダースを念頭に書いた「Heartbreak Kid」がバンドのニューヨーク・ダウンタウンのルーツを振り返る一方、グレン・マトロックが手がけた「Sleepwalking」はざらついたパンクのエネルギーを発散。ステインとハリーの共作による「Man Who Had No Face」は、脈打つキーボードとエレキ・ギターに、本作でも屈指の鮮烈なハリーの歌詞を組み合わせています。またバンドは、ブロンディの共同創設メンバーであるキーボーディスト、ジミー・デストリがソロ・デビュー作『Heart On A Wall』(1981)のために録音した「Little Metal Drummer」も再訪しています。本作のオリジナル録音には、ハリーとクレム・バークの両名が参加していました。
[収録曲] 1. Spectral Eyes 2. Heartbreak Kid 3. Come Back Home 4. Tambo Tambo 5. Man Who Had No Face 6. The End 7. Little Metal Drummer 8. Sleepwalking 9. Whistle Into The Wind 10. Antifreeze 11. East of Eden 12. Bad Underwear 13. Ah, Sunflower, Weary of Time