この9月に行なわれた“東京Jazz2006”ではマーカス・ミラーのステージに登場し、そのファンクネスに驚くオーディエンスが続出したという、フランク・マッコムの新作『ストレイト・フロム・ザ・ヴォルト-スペシャル・エディション』(VIA-0043　\2,300(税込)) が日本盤のみで11月15日に発売されます。(写真は『Truth』)
　フランク・マッコムは90年代にブランフォ−ド・マルサリスのヒップホップ・プロジェクト“バックショット・ルフォンク”に参加し、ジャズ・ファンのみならずヒップホップ・ファン、R＆Bファンの注目を集めたヴォーカリスト／キーボーディスト。スティーヴィー・ワンダーやダニー・ハサウェイ・フォロワーと称されることも多いネオ・ソウル・ファンにはすでにお馴染みのアーティストで、60〜70年代を彷彿とさせるクラシックな曲作りが特徴。ブランフォード・マルサリスを筆頭にプリンス、ハービー・ハンコック、チャカ・カーンらジャズ、R＆Bのアーティストに愛されているアーティストとしても知られています。

　このたびリリースされるのは、海外ではフランク・マッコムの公式サイトと通信販売でのみ流通したにも関わらず、ソウル専門のCD販売サイト(US)で最優秀アルバムに選ばれたことなどでも話題となった音源『Straight From The Vault』のヴォーカル・トラックを再レコーディング、新曲を収録したスペシャル・ヴァージョンで、正規リリースとしては日本盤のみの作品となっています。繊細なピアノのメロディとスムースでメロウなヴォーカルをぜひお手元に！