詩人・小説家としても知られるカナダのシンガー・ソングライター、レナード・コーエンの作品群が紙ジャケット化されることになりました。シリーズ第1回としてリリースになるのは、1968年の1stアルバム『レナード・コーエンの唄』（写真）から、71年の『愛と憎しみの歌』までの初期3作品。発売はSony Music Directより6月20日の予定です。

　音源は2007年最新リマスターを使用、各作品に1〜2曲のボーナス・トラックも追加されています。ブックレットには新規のライナーノーツに加え未発表の写真、コーエン自筆の絵画なども掲載されるとのこと。“自殺志願の鬱病シンガー”などと呼ばれることもありますが、叙情的で深遠なフォーク調の楽曲は不思議に魅力に溢れており、ミュージシャンの中にファンが多いことでも知られています。マニアはもちろん、未聴の方もこの機会にどうぞ。なお、海外ではリマスター・シリーズとして、3タイトルいずれも一足早く4月24日に発売。音源は同様ですが、コチラは紙ジャケ仕様ではありません。