キング・クリムゾンのアーカイヴ・シリーズが復活することになりました。当初はクリムゾンのレーベル“DGM”を通しての通信販売オンリーだったこのシリーズ、日本では『ザ・コレクターズ・キング・クリムゾン』というタイトルで、ボックス・セットとして販売されていたもの。現在はほとんどのタイトルが廃盤状態となっており、入手は難しい状態でした。今回は、そのVol.1からVol.27までを2回に分けて復刻、そして注目は、ボックスではなくすべて単品でのリリースになることです。

　7月25日に登場する第1弾は、1969年から74年までの音源を収録した13タイトル。69年のハイド・パークを含むオリジナル・ラインアップ、バンド史上“最狂”と謳われる『アイランズ』期（71〜72年）、ジョン・ウェットンやビル・ブラッフォードを擁した『太陽と戦慄』期（72〜74年）という時代です。ファンであればもっとも聴きたい時期のライヴがたっぷり楽しめるとあり、マニアからは重宝された音源ばかり。未入手の方はこの機会にどうぞ。