“ダンスホール×バングラビート×ヒップホップ”を掛け合わせたかのようなトラック・メイキングと個性的なライミングで話題を集めたデビュー作『ARULAR』(2005年／写真)から2年、スリランカ出身の女性アーティスト、M.I.A.がついにニュー・アルバム『KALA』をリリースします！

　M.I.A.ことマヤ・アルプラガサムは、スリランカの少数派タミル族出身の女性で、11歳の時にイギリスへ移住。著名なデザイナーを輩出しているセントラル・セント・マーティンズ美術学校を卒業後、映像ディレクターとしてまずは活躍し、2002年にPeachesとの交流をきっかけに楽曲制作を本格化、その後、XLレコーディングスとの契約を結び、デビュー作『ARULAR』を2005年に発表しています。

　世界各国で絶賛された話題作に続く新作では、独自のサウンドとビートを求めて、機材ひとつ携え身ひとつで世界各国を行脚。アフリカのリベリア、トリニダッド、ニューヨーク、ロンドン、オーストラリアのアボリジニーと、インドの小さな漁村の子供たちとの、刺激的な出会いによって生まれた楽曲の数々が収録されます。プロデューサーには、前作に引き続きDiplo、ティンバランド、Switch、Blaqstarrが起用されており、全11曲を収録。発売は日本盤(WPCB-10029　\1,980(税込))が8月8日に、UK盤が8月20日に、US盤が8月21日にそれぞれ予定され、日本盤のみのボーナス・トラックとして4曲が追加収録される予定です。彼女のMySpaceページでは新曲「Bird Flu」の試聴も開始されていますので、気になる方は訪れてみては？