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リスペクト・カヴァー・アルバム『MUSICISMAGIC』も好調なLeyona。デビュー10周年ライヴをリポート

Leyona   2009/06/23 15:23掲載
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リスペクト・カヴァー・アルバム『MUSICISMAGIC』も好調なLeyona。デビュー10周年ライヴをリポート
 先頃リリースしたリスペクト・カヴァー・アルバム『MUSICISMAGIC』も好調なLeyonaが、さる6月19日、SHIBUYA-AXにてデビュー10周年ライヴ〈Leyona 10th Anniversary MUSIC IS MASIC〉を開催した。

 BLACK BOTTOM BRASS BANDの奏でる陽気なリズムに乗って足取り軽くステージに登場したLeyona。1曲目はセカンド・ラインの躍動的なリズムに心躍る「Town to Town」。のっけから祝祭的なムードが会場全体を包み込む。その後は、パーカッショニスト、ラティール・シーと流れるようなラップの掛け合いを展開するグルーヴ・チューン「The Beat Goes On」、スウィートなレゲエ「Whoa Child」、はっぴいえんどのカヴァー「風をあつめて」など多彩な楽曲を立て続けに披露。表情豊かな歌声を存分に聴かせる。

 ステージ中盤では、佐藤タイジKeisonSpinna B-ILL東田トモヒロHIFANA、blues.the-butcher–590213、斉藤和義三宅伸治といった親交のあるミュージシャンを1曲ごとに招いた贅沢なセッション・コーナーも。これだけのメンツが揃うのも、ジャンルやジェネレーションを越えて、さまざまなミュージシャンと共演を繰り広げてきた彼女ならでは。本編最後では彼女の憧れのギタリストにして、デビュー・シングル「オレンジ」のプロデューサーを務めた仲井戸麗市がステージに登場。10本のキャンドルが照らす柔らかな光の中で、仲井戸の奏でるアコースティック・ギターに乗せて「オレンジ」を歌う彼女の感慨深げな表情がなんとも印象的だった。

 アンコール最後では「自分の人生を変えた女性シンガー」、ジャニス・ジョプリンの楽曲「Mercedes Benz」をア・カペラで熱唱!

 シンガーとして、純粋なるミュージック・ラヴァーとして、デビューから充実した10年を歩み続けてきたLeyona。これから始まる新たな10年にも、おのずと期待が高まる観応えのあるライヴだった。




撮影:ほりたよしか
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