2007年に本格的な再始動を果たした、英国メロディアス・ハードの名バンド、FM。前作『パラファーネイリア』（1996年）から、およそ14年ぶりとなる復活作『メトロポリス（Metropolis）』（写真）が、いよいよ日本でも発売に。国内盤（MICP-10921　税込2,700円）は5月19日で、日本盤のみのボーナス・トラック追加も計画されています。

　FMは、元サムソンのマーヴ・ゴールズワーシー（b）とピート・ジュップ（ds）、元ワイルドライフのスティーヴ・オーヴァーランド（vo、g）とクリス・オーヴァーランフド（g）、そしてフィリップ・マンチェスター（key）によって1984年に結成。メロディアス・ハードを原点に、作品を重ねるごとに渋さを増したブリティッシュ・ロックを聴かせてくれたものの、1996年の『パラファーネイリア』を最後に一旦解散となります。

　バンドは2007年に、マーヴ・ゴールズワーシー、ピート・ジュップ、スティーヴ・オーヴァーランドのオリジナル・メンバー3人を擁して本格的に復活。待望の新作でもFMらしい英国メロディの洪水は健在で、エモーショナルで叙情味あふれる英国独特のソウルフルなサウンドを聴かせてくれています。メロディアス・ハード好きならお忘れなく！