Plastic Treeが5月3日（月）東京JCBホールを皮切りに、＜Strange fruits-奇妙な果実-15周年・追懐公演＞として東京、名古屋、大阪と3ヵ所で前代未聞のライヴを開催！

　これは、バンド結成後初の音源で15年前にインディーズ盤として発売したミニ・アルバム『Strange fruits−奇妙な果実』の収録楽曲を全曲収録順に演奏するというもの！ 実はこのミニ・アルバムはすでに廃盤となっており、現在では入手が難しく、ファンのあいだでは幻の作品となっていました。

　今年は『Strange fruits−奇妙な果実』の発売15周年ということもあり、CDが手に入らないなら、実際に聴いてもらおうということで、メンバーが発案したこのライヴ、各会場のチケットはソールド・アウト！

　熱気に溢れたファンの前に、メンバーの有村竜太朗（vo）は、シルクハットを被り、胸元には赤いリボンを結び、半ズボンという衣装で、メイクも目の周りを黒く塗り、赤い口紅という、15年前を彷彿させる姿で登場！

　独自の世界観で時に激しいパフォーマンスで魅せる演出で『Strange fruits−奇妙な果実』の曲を収録順に演奏した後は、初代ドラマーであるSHINのインタビュー映像のインターバルをはさみ、再度登場した後は、「続・Strange Fruits」として、最新アルバム『ドナドナ』から、メジャー1stアルバム『Hide and Seek』まで、10枚のオリジナル・アルバムから各1曲づつ過去に遡って演奏していくという、超スペシャルな内容にファンも熱狂！

　有村竜太朗は「あの頃の自分らに会えた気がしました。嬉しかったです」、リーダーの長谷川正（b）も「今のPlastic Treeの核となるものがあった作品だったので、ツアーが出来て良かったです」と語り、アンコールでは『Strange fruits−奇妙な果実』の初回盤（限定3,000枚）のボーナス・トラックだったという超レア音源「メイク」を披露！ 会場を埋め尽くしたファンの盛り上がりも最高潮のまま、幕を下ろしました。

　7月28日には29作目のシングル「ムーンライト―――。」をリリース、そして8月13日には3度目となる武道館単独公演＜テント（2）＞も決定しているPlastic Tree。今後もチェックは欠かさずに！