“規格外”の才能を持つ大型新人ピアニスト、
長富彩が10月20日にアルバム
『イスラメイ−100年の時を経て甦る、ピアノの黄金時代』(COCQ-84825 税込3,000円)でデビューします!
長富彩は1986年生まれ。東京音楽大学付属高校ピアノ演奏コースに特待生奨学金を得て入学。2005年にハンガリー国立リスト音楽院へ留学し、
バルトークや
リスト研究の大家であるジョルジュ・ナードルに師事しました。
2008年には米国イリノイ州にあるラトキンホールにて開催したリサイタルが大きな反響を呼び、これを機に演奏依頼が殺到。米国での演奏活動を開始し、ヨーロッパや日本でのコンサートも行なっています。
現在は引き続き欧米にて研鑽を積み、ニューヨークおよびイリノイ州、ロサンゼルスでのリサイタルやピアノ協奏曲など、多数の活動が予定されているとのこと。
今回のデビュー・アルバムは、1912年製のニューヨーク・スタインウェイ(CD368)での録音という面でも話題を呼んでいます。約100年前に作られたスタインウェイは、“ピアノの黄金時代”を支える名器として知られ、
パデレフスキー、
ラフマニノフ、
ルービンシュタイン、ホロヴィッツ、グレン・グールドなど世界的な巨匠たちに愛用されました。
当アルバムでは、そんなヴィルトゥオーゾたちへのオマージュとして、
チャイコフスキー(グレインジャー編)の「花のワルツにもとづくパラフレーズ」、
バラキレフの「イスラメイ」、
スクリャービンの「幻想曲」など、技術的にも難易度の高いプログラムが並んでいます。
また、9月29日には配信限定のミニアルバム(COKM-30948 税込450円)もリリース。
将来が楽しみな才色兼備の個性派ピアニストを、ぜひ今からチェックしてみてください!