ドラマ『JIN-仁-』主題歌「いとしき日々よ」が話題を呼ぶ中、ニュー・アルバム『JAPANESE SINGER』完成を発表したばかりの平井 堅が、実に10年ぶり（！）となるインストア・イベントをタワーレコード渋谷店で行ないました！

　1万通にもおよぶ応募の中から抽選で70名を招き行なわれた今回のイベント。会場は、デビュー15周年の彼と同じく、開店15周年を迎えたタワーレコード渋谷店。お祝いムードと何が起こるか分からないというソワソワ感、そして普段ではあり得ない近距離にある、しかもアルバム・ジャケットで平井堅が抱える“赤いボール”を配したステージを前に観客は興奮を隠せない様子……！

　平井 堅の登場を今か今かと待ちわびる会場でまずアナウンスされたのは、“アルバム『JAPANESE SINGER』のフル試聴会”。出来たてホヤホヤのアルバム音源がフルで披露されるということで、会場は驚きと喜びでざわめき立つ！ 今作は、平井 堅のここ6作の歴代作品と比べても最多の新録8曲を収録。聴き終えた会場からは感動の拍手と歓声が起こりました。

　そして、ここで平井 堅がついに登場！ このアルバムに関するトークで会場をさらに沸かせた後、世界初となるアルバム収録楽曲のライヴを敢行！ 楽曲は「いとしき日々よ」とアルバムのラストを飾るライフ・ソング「あなたと」。すでにドラマの主題歌としてオンエアされ、シングルも発売されている「いとしき日々よ」ですが、この日は初のピアノ伴奏のみでの歌唱に。「あなたと」はアルバムと同じのピアニストの伴奏、アレンジでの歌唱でお届け。

　どちらも人間ひとりひとりが持つ孤独とその先にある希望を歌った曲。「あなたと」歌唱前のMCでこの度の震災についても触れた平井 堅は、震災以来、混沌としていた自分の気持ちを真っ直ぐに込めたこの曲を今回のイベントのラストにセレクトし、披露しました。