エミネムのヒット曲「スタン」にフィーチャーされた「サンキュー」や、海外ドラマ『ロズウェル 星の恋人たち』の主題歌として使われた「ヒア・ウィズ・ミー」のヒットで、すでにリリースから1年以上経過していたにも関わらず、ソロ・デビュー作『ノー・エンジェル』が突如、イギリスやアメリカ、そして日本などでも大ヒットを記録してしまった、歌姫“ダイド”。元々彼女は、兄であり、また、そのソロ・デビュー作のプロデューサーでもある“ロロ”率いるブリストル系ユニット“フェイスレス”のメンバーとして活躍していただけに、ソロでは、サラ・マクラクランやベス・オートンに通じる女性シンガー・ソングライターらしさに、彼女のバックにあるブリストル・サウンドをブレンドした、非常に深みのあるアコースティック・ロックを聴かせてくれましたが、そんな彼女が、ついに、全世界が待ちに待っていたはずのニュー・アルバムをリリースすることになった模様です。

　今回も、兄“ロロ”と共にレコーディングを開始し、その直後のインタビューにて「ギターとピアノをフィーチャーした作品に仕上げたい」と抱負を語っていた彼女。前作が99年に発表された作品であったので、久しぶりな新作では一体どんな内容となっているのか、とても気になるところではありますが、そんな新作は現在までのところ、USでは9月9日、UKでは9月8日にリリースされる予定です。まだアルバム・タイトルや収録曲などの詳細は不明なのですが、またしても、私たちの心を奪ってしまうであろう作品となるのは間違いないはずなので、期待して待っているとしましょう、皆さん!!