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素晴らしき“ティー”の世界

リチャード・ティー   2003/05/15掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
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 聞くも涙、語るも涙。今は亡き天才キーボーディストのリチャード・ティー(写真は代表作の『ナチュラル・イングリーディエンツ』)のアルバムが3枚も同時に出ます! 嬉しいけど何故に今になって、リチャード・ティーなのか? 問うてみれば今年で没後10周年だそうで、そうか、あの事件はもう10年前になりますか。早いものね、時の経つのだけは。

 と言う事で没後10周年を記念したベストアルバム『ザ・ベスト・オブ・リチャード・ティー』(VICJ-61095)が出ます!オリジナルアルバムを全て持ってる“ティー・フリーク”には、特に新しい音源は無く、馴染み深い曲ばかりですが、これからティーを聴いてみようと思うポップファンには絶好の1枚ですね。

 そしてお待ちかね! ティー後期の隠れた名盤2枚がCDで再発になります! まず85年の『ボトムライン』(RKCJ-6011)は、スティーブ・ガッドマーカス・ミラーウィル・リーなどの他、ジョン・トロペイなんかも参加した作品で、ティーの人柄を表すような清々しいメロディーは80年代という事を忘れさせるほどで、さらにヴォーカルも聴ける充実したアルバム。

 そして遺作となった93年の『リアル・タイム』(VACV-1044)は、スティーブ・ガッドの参加や、その後、亡くなったエリック・ゲイルとの共演など、スタッフ時代からのファンにはとても意味深い切ないアルバムです。

 3枚とも発売日は5月21日です。お茶でも飲みながら、1日ゆっくりティーの演奏に耳を傾けてみてはいかがでしょうか? 素晴らしい演奏技術と人間らしさが同居した独特のプレイ、ファンキーなのにリラックスしたムードなど、あらためて彼の魅力に触れてみましょう!
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