東京スカパラダイスオーケストラが
前作からわずか8ヵ月という短い期間で11月14日にリリースするニュー・アルバムの詳細が発表されました。通算17枚目となるオリジナル・アルバムのタイトルは
『欲望』。ゲスト・ヴォーカルとして
中納良恵(
EGO-WRAPPIN')と
ハナレグミが参加しています。
今年7月中旬から行われたヨーロッパ・ツアーの合間を縫って、バルセロナ2日間、ロンドン5日間という短期集中で挑んだ今作のレコーディング。“集中力”そして“勢い”を重視し、全員一発録り、多少の間違いも勢い重視で完全OK。瞬間ごとの熱や衝動感が十分に収録された、今までよりもさらに激しく荒々しいスカパラのアルバムが完成しました。
UK在住の、もはやスカパラの盟友ともいえるダブ・エンジニアの重鎮
デニス・ボーヴェルを、完全に予定外にもかかわらず急遽スタジオへ招き、彼ならではのアジテイトや谷中 敦とのダブル・ヴォーカルによる2トーンサウンドも披露。
そして、ヨーロッパレコーディングのためだけに、中納良恵をロンドンのスタジオに招き、一発録りで「黄昏を遊ぶ猫」をセッション。前アルバム『Walkin'』で初共演した「縦書きの雨」とはまた違った楽曲で、新たなスカパラ×中納良恵の化学反応が生まれました。
さらに、7年前に共演したハナレグミが「追憶のライラック」(2005年発売 / アルバム
『Wild Peace』収録)以来、ふたたび共演。バラード曲の「追憶のライラック」とはまたガラッと変わり、スカパラ版「手のひらを太陽に」とも思わせる名曲「太陽と心臓」が完成しました。
予定調和一切なし! 中納良恵、ハナレグミ、デニス・ボーヴェルとのセッションも、スカパラが今やりたいこと、ただ“欲望”の赴くままに演奏したこのアルバム。欲望の勢いがダイレクトに収録された紛れもなく9人のスカパラによる最高傑作!
同時に、ニューアルバム『欲望』を引っ提げて11月28日(水)からスタートする〈クラブ・サーキット2012「欲望」〉(全18公演)の日程も発表に。全会場ライヴハウスということでチケット争奪戦は必至です。