今年3月にアルバム『COSMOPOLITAN』（写真）をリリースしたシンガー・ソングライター、Ray Yamada。クラシック歌手の母を持ち、14歳からシンガーとしての活動を開始。R＆B、ジャズ、ポップスをはじめ、ラテンや日本歌謡などにも造詣が深く、ワールドワイドな表現力で話題を呼んでいます。

　『COSMOPOLITAN』は、各楽曲にRay Yamadaの“世界人（cosmopolitan）”視点から捉えた“命”“神”“恋”“愛”“楽”“望”“悼”というテーマの下にプロデュースされた作品。発売後、彼女独自の世界観が徐々に話題となり、新人にも関わらず全国ラジオ局でパワープレイやタイアップを獲得しています。

　代表曲「森のワルツ」は、あらゆる生命、森林、大地、風といった“地球の息吹”を感じさせる歌詞とメロディを弦楽四重奏で織り成す楽曲。アルバムにはオリジナル曲のほか一発録りでレコーディングされたSADEのカヴァー「Smooth Operator」も収録。バンドとのグルーヴを感じることができる仕上りです。

　また、収録曲「命（さくら）の頃」では期間限定で特別企画を実施。こちらの企画は、“あなたの大切な命の頃を感じる写真”を、オフィシャル・サイト（www.msrecord.co.jp/mse/ray）とYouTube内で「命（さくら）の頃 -未完成-」というサブタイトルで応募すると「命（さくら）の頃」ミュージック・ビデオの一コマとして特別映像に使用されるという、彼女らしい人間味溢れるもの企画となっています。

　音楽のみならず、ファッション業界でも注目を集めるRay Yamada。今年ブランド創立41年を迎える「Y's（ワイズ）」がフォトグラファー・桐島ローランド氏と共にスタートしたアート・プロジェクト“Women on the Move”では、41周年にちなみ41人の“働く女性たち”を撮影する企画を実施。「Y's」オフィシャル・サイト（www.yohjiyamamoto.co.jp/ys/）やの東京・新宿のスペシャル企画発信エリア「イーストパーク」（伊勢丹新宿店）など展示を行なっていますが、41人の1人としてRay Yamadaが参加。5月8日（水）から7月16日（火）までガラス面にて写真の展示、7月3日（水）から9日（火）にかけては大パネルの展示も予定されています。

　音楽、ファッション、美的センス、グローバルな経験のトークなど、あらゆる面から期待が高まるRay Yamadaが、アルバムのリリース後初となるワンマン・ライヴ〈MOSC〉を5月31日（金）、東京・渋谷 duo MUSIC EXCHANGEにて開催。アルバムのタイトル通り、各国を旅するイメージを具現化した2部構成でのライヴが予定されており、CDとは一味違う彼女の魅力を表現することとなっています。バンド・メンバーは伊原 anikki 広志（g）、高尾俊行（dr）、池田憲一 a.k.a. ROOT SOUL（b）、杉 直樹（key）、浦 宏徳（sax）という実力派ミュージシャンたち。ゲストとしてチェリスト・溝口 肇（vc）を招き、クラシカルな雰囲気も内包。注目アーティストのスペシャルなステージとあって、必見の内容です。