オリジナル版の製作スタッフ自らの手によって甦った、映画『死霊のはらわた』のBlu-ray＆DVDが10月9日（水）に発売決定。特典には、劇場公開時にはなかった日本語吹替え版が収録され、実写ホラーの吹替えが初挑戦となる水樹奈々が悪霊に憑依される主人公“ミア”役を演じており、さらに、中村悠一、佐藤利奈、高木 渉、戸松 遥、阿澄佳奈など、豪華声優陣が参加しています！

　本作は、伝説的傑作と称される『死霊のはらわた』（1983年）のリメイクで、オリジナル版の監督・脚本・製作総指揮をつとめたサム・ライミと、奇才な演技をみせたブルース・キャンベル、そしてロブ・タパートら伝説のトリオが再集結し、製作。本国アメリカでは熱狂的な支持を得て、大ヒットを記録しました。

　撮影技法やグロテスクな映像など、オリジナル版を踏襲しながらも、オリジナル版では旅行の目的が“仲間と遊ぶため”だったのが、リメイク版では“ミアの薬物依存症の治療”に、主軸の2人の関係が“恋人同士”から“兄と妹”になるなど、様々な設定の変更がされ、逃れられない死霊への恐怖心や絆の濃い人間ドラマの要素も加わっています。

　そして今回リリースされるBlu-ray＆DVDに収録される日本語吹替え版には豪華声優陣が参加。ミア役の水樹奈々、オリビア役の佐藤利奈、またオリジナル版にはない物語冒頭の恐怖シーンで死霊に憑依された少女役を演じる阿澄佳奈のアフレコ収録が行なわれました。

　実写ホラーの吹替え初挑戦となる水樹は、普段はホラー映画が苦手とか。「ホラーはプライベートでもほとんど観たことがないため、今回お話を頂いた時に“責任重大だ”と思いました」と語り、姿なき死霊からの迫りくる恐怖に対し、「次来る、ってわかってはいるのに本気で“はっ！”ってビックリして悲鳴を“キャー！”って声をあげたり。頭で考えなくても身体で反射的に演じることが出来たと思います。最後はもう、血ではなく汗を流しながら叫びまくりました」とのこと！

　死霊に憑依されショッキングな姿に豹変するオリビア役を演じた佐藤は、「自分で口を切るシーンなど、映像の凄まじさに引き込まれ、自分も一緒にその世界に没頭してしまいました」、実写の吹替えが初挑戦だった阿澄は、「お仕事のお話を頂いた時はガッツポーズするほど嬉しかったです。初めてこれまで出したことがないほどの邪悪な叫び声を出し切りました」と語っています！

　なお、初回限定生産に限り、本編ブルーレイにプラスしてブルース・キャンベルのインタビューなど特典映像が入った DVD ボーナスディスクがつく“憑依仕様”、またオリジナル版『死霊のはらわた』本編ブルーレイディスクが付く“死霊パック”が発売。