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ワン・ダイレクション、初来日公演で25,000人が大熱狂

ワン・ダイレクション   2013/11/05 14:57掲載
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ワン・ダイレクション、初来日公演で25,000人が大熱狂
 世界中で一大センセーションを拡大し続けている今世紀最大のスーパー・グループ、ワン・ダイレクション(One Direction / 1D)。11月1日(金)に映画『ワン・ダイレクション THIS IS US』の日本公開を迎え、11月2日(土)、3日(日)には「幕張メッセ」で初来日公演を開催! 2日間で計25,000人のファンが集結しました!

 「すっかり待たせちゃってごめんね」(ナイル)という1D。今年2月末にロンドンでスタート、20ヵ国・70都市・計130公演以上にも及ぶキャリア初の本格的ワールド・ツアー〈Take Me Home Tour〉のフィナーレを日本で迎え、ステージは瞬時に売り切れた貴重なチケットを手にしたファンの悲鳴と歓声の中で開幕!

 今回のショーは、2012年の〈Up All Night Tour〉と同様、メンバーが出演するコミカルなミニ・ムービーを合間に挿んで構成。まず最初のムービーで観客を“今年最高のパーティ”に招いた5人は、間髪入れずにステージに姿を見せ、「アップ・オール・ナイト」以下、アップビートな曲を並べて一気にテンションを上げる。

 メンバー全員がTシャツ&ジーンズのカジュアルなファッション。ハリーお得意の「ガンバリマース」「イチ・ニ・サン・シ」をはじめ、「アイシテマス」「ゲンキ」など曲間には日本語混じりのトークも挟みつつ、主役はあくまでライヴ・ミュージック。メドレーでごまかすことなく、2ndアルバム『テイク・ミー・ホーム』を中心とした計21曲を、バンドを従えてフルに歌い切り、“ヴォーカル・グループ”としての実力をまざまざと見せつける。

 6曲目「ワン・シング」で第1幕を締め括った5人は、続いて“パーティの翌朝”を描いたムービーで第2幕に突入……と、ここでビッグな仕掛け! ステージ上のプラットフォームに5人が並んで「チェンジ・ユア・マインド」を歌いはじめると、プラットフォームが彼らを乗せたまませり出し、どよめくファンの頭上を移動。空飛ぶ1Dは、フロアの中央に用意されたセカンド・ステージへ!

 そして、チャリティ・シングル曲でマッシュアップされていた、ブロンディ「ワン・ウェイ・オア・アナザー」とアンダートーンズ「ティーンエイジ・キックス」を順番に披露し、これまた前回のツアーから引き継いだ全公演で行なっているツイッターによるQ&Aコーナー。2日間で、日本語「メッチャスキヤネン」、ラップ、アイリッシュ・ダンス、ムーンウォークなどを披露して会場を湧かせると、再びスローな曲を聴かせながらメイン・ステージに戻り、「リヴ・ホワイル・ウィアー・ヤング」で第2幕は終了。

 第3幕は、5人のイタズラ・コスプレの数々をドキュメントしたムービーで笑いをとりつつ、ナイルがアコースティック・ギターを担当する「サマー・ラヴ」、「オーヴァー・アゲイン」「リトル・シングス」の3曲のバラードからなるアコースティック・セクションを設けて、ハーモニーの美しさを存分に見せつける。全員がリード・シンガーというのが1Dの魅力でもあり、さらに5人全員が“歌い手”としての確かな成長を実証していく。

 その後またトーンは一転、ラウドなロック路線の曲を並べショウはクライマックスへ! アメリカのロック・バンド、ウィータスの2000年のヒット曲「ティーンエイジ・ダートバグ」、ナイルがエレキ・ギターで参加する「ロック・ミー」に続き、2日目には「シーズ・ノット・アフレイド」のところでステージから客席へ飛び下りて最前列のファンとハイタッチするというハプニングも! そして観客の大合唱を交えた「キス・ユー」で本編ラストを飾りました。

ワン・ダイレクション

 ほぼ世界共通のセットリストでツアーを行なってきた彼ら、アンコールでは、日本でのみ世界初の試み! アンコール1曲目、今月下旬にリリースとなる新作『ミッドナイト・メモリーズ』からの1stシングルで、『ミュージックステーション』でも披露した「ベスト・ソング・エヴァー」を歌い終えると、「ちょっと試してみたいことがあるから静かにしてくれる?」と呼びかけ、なんとマイクなしのアカペラで、新作『ミッドナイト・メモリーズ』からの2ndシングル「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」」の一部を披露。そして最後には記念すべきデビュー・シングルである「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル」。2日目にはメンバーが日本の国旗が描かれた鉢巻きを身に付け、「この美しい国でこんなに美しいファンと一緒にツアーを締めくくれて最高の気分だよ。本当にありがとう」とファンへの感謝の気持ちを伝えると、さらに2日目最後にはナイルの「最高のツアーをありがとう」という呼びかけでメンバー全員がハグして感謝し合い、労をねぎらい合う……。

 壮大なステージや豪華な演出だけではない、世界中で愛され続ける1Dの魅力を体感することの出来た、貴重なステージとなりました!(Photo By Yoshika Horita)
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