お笑いコンビ、
ピースの
又吉直樹が初めて書いた本格的小説
『火花』が単行本化。文藝春秋より3月11日(水)に発売されます。
――お笑い芸人二人。奇想の天才である一方で人間味溢れる“神谷”と、彼を師と慕う後輩“徳永”は、笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。神谷は徳永に「俺の伝記を書け」と命令した――。今年1月『文學界』2月号に掲載され、同誌初の大増刷へと導いた話題作『火花』。
又吉は本作について、「『火花』という小説を書きました。あほが書いた小説です。あほなりに人間を見つめて書きました。 生きているとしんどいこともあります。そんな時、散歩したり本を読んだりすると、少しだけ楽になることがあります。誰かにとって、そんな本になれば嬉しいです。 色の薄い壁に立て掛けると、映えると思います。 よろしくお願いいたします」と、コメントしています。