1970年4月30日、東京・渋谷公会堂で行なわれた伝説のジャズ・ロック・ライヴ〈センセーショナル・ジャズ‘70〉。この演奏を実況録音し、同年7月にリリースされたアルバム『センセーショナル・ジャズ '70』のアウト・テイクが発掘され、Dig Deep Columbiaより8月19日(水)に、『センセーショナル・ジャズ '70 VOL.0』(COJY-9298 4,000円 + 税)としてアナログLPでリリースされます。
日本のジャズ・ロックの代名詞的存在である4バンドの貴重な蔵出しライヴ音源が収録されたこのアルバム。猪俣 猛とサウンド・リミテッドは『サウンド・オブ・サウンド・リミテッド』収録の「ジョイント」を、稲垣次郎とソウル・メディアはギターに成毛 滋を迎えた貴重なメンバーで『ヘッド・ロック』に収録されたランディ・ブレッカーのカヴァー「ザ・ヴァンプ」をそれぞれ熱のこもった演奏を展開。石川 晶とカウント・バッファローズは朋友であり、ライバルでもあるソウル・メディアが『ヘッド・ロック』に収録した「バック・トゥ・ラック」を演奏。そして宮間利之とニューハードは山木幸三郎がアポロの月面着陸に着想を得て作った壮大なビッグバンド・ジャズ・ロック作品「メッセージ・トゥ・ザ・ムーン 」を披露。この曲は2014年にコンピレーションCD『JAZZ ON THE EDGE』に収録されるまでパッケージ化されることのなかった楽曲です。