1983年大阪に生まれ、2010年に
名古屋フィルハーモニー交響楽団に入団、2013年より同団の首席奏者を務めるパーカッショニストの窪田健志が、東京オペラシティのリサイタルシリーズ〈B→C〉に登場します。今回の〈B→C〉は2公演で、2016年3月19日(土)に窪田が高校までを過ごした長野・上田 サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター) 小ホール、2016年3月22日(火)に東京・初台 東京オペラシティ リサイタルホールで開催されます。
〈B→C(ビートゥーシー): バッハからコンテンポラリーヘ〉は、1998年に始まって以来、大好評を博す東京オペラシティの名物シリーズ。
バッハ作品と現代作品を軸として、演奏家が自由にプログラムを組むことによって、さまざまな〈B→C〉を聴くことができるリサイタルシリーズとなっています。今回はドイツと日本の作品に絞り込んだプログラム。
「打楽器は人でなくとも簡単に音が出せる楽器。そんな誰でもとっつきやすく、共感を得られやすいところから、高みや深みを目指せるおもしろさ。そして曲のクライマックスに一人で演奏できる爽快感に、何より打楽器奏者でよかった(笑)」と語る窪田が今回演奏する
シュトックハウゼンや
ヘンツェの曲は、20世紀の打楽器音楽における代表的作品。「ツィクルス」はその後に書かれたマルチ・パーカッション曲の礎のような存在であり、窪田は「クラシック音楽におけるバッハの位置づけと通じるものを感じたからこそ、このB→Cで演奏したかった」とコメント。そしてマリンバで奏でられるバッハや、2007年ミュンヘン国際コンクールで優勝した打楽器奏者ヨハン・ジュリアス・フィッシャーが2014年の同コンクールのために書き下ろした「雲のエチュード」、またヴァイオリンと打楽器のデュオ作品やティンパニのソロ曲といった珍しい編成、独特のパフォーマンスも含まれる作品、東京藝術大学の1年先輩にあたる
鈴木優人の委嘱新作まで、個性豊かな日本人作曲家たちの音楽がずらりと並びます。