ザ・ゴールデン・カップス 2004/09/28掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
昨年なんと30年ぶりに再結成し、ライヴを行なった
ゴールデン・カップス(写真は68年のデビュー・アルバム
『ザ・ゴールデン・カップス・アルバム』)。横浜・本牧を拠点に、60年代後半のグループ・サウンズ・ブームのなかでも、高度なテクニックに裏打ちされた演奏力は当時の日本で随一といわれ、数々の伝説を残した彼ら。そんな彼らをテーマにしたドキュメンタリー映画『ONE MORE TIME』がいよいよ11月テアトル新宿ほかにて公開されることに! その
公式HPによれば、その公開の時期にあわせた11月17日に映画のオリジナル・サウンドトラック
『ワンモアタイム』(TOCT-25536 \3,000(税込))、ベスト盤
『THE GOLDEN CUPS Complete Best“BLUES OF LIFE”』(TOCT-25537 \2,500(税込))が登場するとのこと!
『ワンモアタイム』は、映画にも収録された30年ぶりのライヴ音源や、また映画未使用の楽曲も多数収録を予定しており、彼らの実像に迫る1枚に仕上がった模様。またベスト盤は「ヘイ・ジョー」など外国のバンドに引けを取らないカヴァー曲や歌謡曲調のヒット曲など、カップスの懐の深さが感じられるはず。
10月10日には
デイヴ平尾、
エディ藩、ルイズルイス加部、マモル・マヌー、
ミッキー吉野による渋谷公会堂でのライヴが行なわれるカップス(共演は加部らによる
ZoKuZoKuKaZoKu)。グループ・サウンズというよりも、日本のロックのオリジネイターと呼び直したいほどにバッドでクールな彼ら。映画はもちろんのこと、CDやライヴで体験してみてはいかがでしょう?