英国北東部、ニューカッスル・アポン・タインのバンド、マキシモ・パークが6枚目のアルバム『リスク・トゥ・イグジスト』（2枚組限定盤 COOKCD654XJ 2,200円 + 税 / 通常盤 COOKCD654J 2,000円 + 税）を4月26日（水）にリリース。2枚組限定盤には、ボーナス・トラック3曲とアルバム収録曲のアコースティック・ヴァージョンやピアノ・ヴァージョンといったヴァージョン違い4曲を収めたディスク2を同梱。収録曲「Risk to Exist」と「What Did We Do To You To Deserve This?」が公開されています。

　曲を書き揃えてアメリカに向かったバンドは、シカゴにあるウィルコのスタジオ「ザ・ロフト」でウィルコやベックなどを手がけてきたトムとの共同プロデュースでアルバムを制作。レコーディングにはロウのミミ・パーカーが参加しており、公開されている「Risk To Exist」をはじめ5曲でヴォーカルを披露しています。バンドのフロントマン、ポース・スミスは新作について「究極的には、共感についてのアルバムだ。いくつかの曲は連帯に対してのシンプルなメッセージで、そのほかの曲は、イギリスの社会が持つエリート主義や確立された秩序に対する怒りの曲だ。全体を通して力に対しての疑問が存在し、我々の社会を構造化する別の方法が不平等を和らげるためにあるべきだ、といった感覚も存在してい。音楽的には、今までのアルバムよりソウルフルかつグルーヴィで、スペースを生かしたアレンジとなっている。偉大なポップ・メロディを持ったイギリスの状況を反映した曲を揃える、というのが中心的なアルバムのアイディアだった」と語っています。