〈SUMMER SONIC 2018〉出演も話題となった“新世代ジャズ黄金期の象徴”カマシ・ワシントン（Kamasi Washington）が今年6月にリリースしたアルバム『ヘヴン・アンド・アース』より、新ミュージック・ビデオ「Hub-Tones」がYouTubeで公開されています。本作はビヨンセとジェイ・Zによるザ・カーターズの楽曲「Apeshit」を担当した映像作家のジェン・ナルーが手がけています。

　『ヘヴン・アンド・アース』は、LAの音楽集団ウェスト・コースト・ゲットダウンとザ・ネクスト・ステップを集結させ、サンダーキャット、テラス・マーティン、ロナルド・ブルーナー・ジュニア、キャメロン・グレイヴス、ブランドン・コールマン、マイルス・モーズリー、パトリース・クイン、トニー・オースティンといったLAシーンを代表する豪華なメンバーが集結。発売日には「Heaven」と「Earth」の2ディスクに加え、隠しディスク「The Choice」の存在も明らかになり、大きな話題となりました。

　MVが公開された「Hub-Tones」はフレディ・ハバードのカヴァー。この曲についてワシントンは、「〈Hub-Tones〉は、私の祖先たちを、音楽を介して繋げようとした曲だ。アフリカ系アメリカ人として、私たちの多くは、自分の起源である国について知らない。だから多くの人は、パン・アフリカ主義のイデオロギーを受け入れている。アフリカのリズムとフレディ・ハバードの楽曲を繋げることで、私は自分の祖先と繋がろうとし、それが新たな関係をもたらしたんだ」とコメントしています。

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