ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)が、2014年の『
ハイ・ホープス』以来5年ぶりのニュー・アルバム『ウェスタン・スターズ』(SICP-6183 2,400円 + 税)を6月14日(金)にリリースします。
60年代終わりから70年代初めにかけてのサザン・カリフォルニア・ポップ・レコードにインスパイアされたという新作は、全13曲収録。おもに米ニュージャージーにあるスプリングスティーンの自宅スタジオで録音され、米カリフォルニアとニューヨークで追加録音が行なわれました。アルバムはCDのほか、輸入盤国内仕様で限定カラーヴァイナルの2枚組LPも同時発売されます。なお収録曲「ハロー・サンシャイン」が公開中。
アルバムをプロデュースしたのは、スプリングスティーンと、『ハイ・ホープス』のプロデュースを手がけたロン・アニエロで、アニエロはベース、キーボード、その他の楽器も演奏しています。ストリングス、ホーン、ペダルスティールも用いた演奏には、
ジョン・ブライオン(チェレスタ、モーグ、ファルフィッサ・オルガンほか)をはじめ、20人のミュージシャンが関わっており、元Eストリート・バンドの
デヴィッド・サンシャスや、現Eストリート・バンドの
パティ・スキャルファ、
チャーリー・ジョルダーノ、スージー・タイレルもゲストとして参加。ミキシングは〈グラミー賞〉受賞歴13回のトム・エルムハーストが手がけています。
スプリングスティーンは本作について「このアルバムは、キャラクター主導型の曲と、広がりのあるシネマチックなオーケストラのアレンジを特徴としていた僕のソロ作品への回帰」と語り、また「宝石箱のようなアルバムなんだ」と語っています。