ジャズを軸に、世界に広がる魅力的な音楽を紹介するライヴ・イベント〈ジャズ・ワールドビート〉が、7月6日(土)に東京・めぐろパーシモンホールで開催されます。4回目となる今年の出演者は、
ファンファーレ・チォカリーア(Fanfare Ciocarlia)、
ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンド、
たをやめオルケスタ他。ジプシーブラス、スウィング・ジャズ、ラテンとさまざまなジャンルのグループが集結し、熱狂のブラス祭りが繰り広げられます。
ファンファーレ・チォカリーアは、ルーマニア北東部の寒村ゼチェ・プラジーニ出身で現在のジプシー音楽を代表すると言われるブラス・バンド。伝統音楽からポピュラー音楽まで何でも自分たちのスタイルで演奏し、これまでに〈FUJI ROCK FESTIVAL〉への出演を含む5度の来日公演を実現させてきました。
たをやめオルケスタの
岡村トモ子は、「チューバもユーフォニウムもトランペットもサックスもみんなでずうっと吹いていて、とにかくどの曲もずうっと吹いています。それは他の別のジャンルの音楽にはないことです。みんなでリズムもメロディも一緒に支え、全員がやる。あなたはリズムだけとかじゃなく、全員が同じ役目で対等に作っているといるから、目の前に迫ってくる音になると思う」と、ファンファーレ・チォカリーアのユニークな音楽性を語っています。
また、東京・めぐろパーシモンホール 小ホールでは同日13:30から関連イベントの〈アフタヌーン・サロン・ジャズ〉を開催。
藤本一馬&
伊藤志宏 Duo、白崎映美 with 伏見 蛍、Tokyo Romany(Nourah with Otoji + Ray、Takseema)、nouon Unplugged(
山田あずさ、
Kevin McHugh、大石俊太郎)が出演します。
ファンファーレ・チォカリーアとたをやめオルケスタ、そしてGentle Forest Jazz Band
こんなにバラエティ豊かで、楽しい管楽器の祭典今まであったでしょうか!?
同じ管楽器バンド、しかし、国が違えば言葉も違うし育ってきた景色も違う。
それぞれの情熱と魂のこもった色の違いを存分にお楽しみください!――ジェントル久保田(Gentle Forest Jazz Band リーダー)ファンファーレ・チォカリーアの音楽はまさに超絶技巧。自分たちの音楽にはないものを持ち、口の使い方も、音楽のリズムの捉え方が根本的に違いを感じます。
彼らの曲を演奏するのは相当大変。チューバもユーフォニウムもトランペットもサックスもみんなでずうっと吹いていて、とにかくどの曲もずうっと吹いています。それは他の別のジャンルの音楽にはないことです。みんなでリズムもメロディも一緒に支え、全員がやる。あなたはリズムだけとかじゃなく、全員が同じ役目で対等に作っているといるから、目の前に迫ってくる音になると思う。質素な村からあんな速くて凄いビートが生まれるからのは、メンバーのみんなの内面が情熱的だからだと思います。――岡村トモ子(たをやめオルケスタ)最近ファンファーレ・チォカリーアの記事で、彼らの音楽が「音の渦の巻き込まれる感じ」と書かれて、いい表現だと思いました。
私はダンスをサーフィンの波乗りに例えるのですが、ファンファーレ・チォカリーアと共演したときは、高くていい波に上手く乗ったという感じでした。チォカリーアの高い波の上から見える景色がすごく良かった。あのときの体験は忘れられないです。彼らと再び共演するのが楽しみです。――Nourah(ベリーダンサー)ファンファーレチォカリーアが来るって!
なんだか寒々しいこの日本に。
うわおう、わくわくするね、人間の熱さがびんびん来ちゃうね、私も一曲一緒にやるんだ!
うわおう、嬉し過ぎてもうみんなで渦になって、どっか飛んでちゃおう!
こんなおっちゃんだけど、せーのボワッと出す音がこんなに哀しい音がでると、
その一音だけでもぐっときて、その何秒か後にはものすごく明るくなる。なんとも溜まりません。――白崎映美(歌手)ぼくのてのひらのほくろ村にも、
いたくごきげんな
ブラスMUSICの風が
吹いているぞ!――スズキコージ(絵本作家 / イラストレーター)[プレゼント]7月6日(土)東京・都立大学 めぐろパーシモンホール 大ホール(開場 17:00 / 開演 16:15)で開催される〈ジャズ・ワールドビート2019〉にCDジャーナル読者5組10名様を抽選でご招待。プレゼント・コーナーより奮ってご応募ください。応募締切: 2019年6月24日(月)