1969年9月1日、アンドレ・カンドレと名乗り「カンドレ・マンドレ」という楽曲でデビュー、後に改名し、日本初のミリオンセラー・アルバム『氷の世界』のほか、数多くのヒット曲を世に送り出してきた井上陽水が、デビュー満50年の記念日を迎える2020年9月1日（火）に、2019年に開催されたツアー〈井上陽水50周年記念ライブツアー『光陰矢の如し』〜少年老い易く学成り難し〜〉より、50年の軌跡を辿るヒット曲満載のライヴを収めた映像作品をリリースすることを発表。ダイジェスト映像がYouTubeにて公開されています。

　本作には、36会場39公演、87,000人の動員となった同ツアーより、2019年10月20に行なわれた東京・東京国際フォーラム・ホールA公演の模様を収録。「感謝の気持ちを根底に、皆様のなるだけご存じの曲をたくさんやろうと思ってますので」と井上が語る通り、これまでのライヴ・ツアーではあり得なかった、ヒット曲が惜しげもなく披露された、まさにベスト・ライヴ作品ともいえる曲目に。「僕の食生活と一緒で、小皿がたくさんある感じ」という、名曲メドレーコーナーも含め、トータル26曲のボリューム感満載の内容。ここまで代表曲が1つのライヴで揃って披露されることは、過去に例を見ないセットリストです。また、同ライヴでは伝説のデビュー曲「カンドレ・マンドレ」も披露され、難解な歌詞が多い井上陽水の楽曲の中でも、特に不思議な謎の呪文のような「カンドレ・マンドレ」のパフォーマンスは貴重映像となっています。

　さらに、井上の魅力の一つでもある軽妙洒脱なMCトークも収められており、まさに完全保存版の作品といえます。