10月2日にライヴ・アルバム『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』(
通常盤 CD UICY-15939 2,500円 + 税 /
通常盤 CD + DVD UICY-15937 5,500円 + 税 /
通常盤 CD + Blu-ray UICY-15938 6,000円 + 税)を発表する
クイーン +
アダム・ランバート (Queen + Adam Lambert)が、アルバムに収録される「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」の映像を公開しました。この映像は2014年にヘッドライナーとして出演した〈SUMMER SONIC〉で収録されたものです。
「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」は
フレディ・マーキュリー が1985年に発表した初のソロ・アルバム『
MR. バッド・ガイ 』のリード・シングルで、日本ではCMで使われたこともあり大ヒットを記録しました。クイーンは、マーキュリーが亡くなった後、1995年発表のラスト・アルバム『
メイド・イン・ヘヴン 』に収録するため、この曲を作り直しています。当時を振り返って、ギタリストの
ブライアン・メイ は「この曲が僕の頭からどうしても離れなくて、新たなヴァージョンを作ろうと考えたんだ。もしフレディと一緒にステージに立ち、これをライヴ演奏できたら、どんな風に聴こえていただろうかとシミュレーションしながらね。クイーン・ヴァージョンを制作するに当たっては、フレディの華々しいヴォーカルを中心に、“ヴァーチャル”なライヴ・トラックとしてまとめ上げることにした。ロジャーとジョン、そして僕の3人は、僕がアレンジし直した新しい編曲のテンプレートに沿って、自分たちのパートをライヴ演奏したんだ。その後何年も経ってから、このアレンジを、アダムと一緒に実際のステージで生演奏して披露する機会があるとは、思いも寄らなかったよ」と語っています。
クイーン+アダム・ランバートがこの曲を初めて演奏したのは、今回映像が公開され、アルバムにも収録される〈SUMMER SONIC〉のステージでした。その日のステージについて、メイは「僕らは皆、あれはかなり難しいギグだったという感想を覚えたよ。観客は素晴らしかった。でも猛烈な暑さと湿度のせいで、演奏するのに悪戦苦闘したからね。だけど、映像を見た時には、凄まじいエネルギーが放たれていて、観客との相互作用も最高だと思ったんだ」、ランバートは「日本の観客はとても情熱的で、真摯な感情がすごく伝わってきた。繋がり合っていると感じることができたんだ。他の国とは違う、何か特別なものがあるんだよ」、ドラマーの
ロジャー・テイラー も「観客の反応が、途方もなく素晴らしかったんだ。しかも若い世代の観客が多くて、僕らにとっては大きな驚きだった」とそれぞれコメントしています。
©Miracle Productions LLP VIDEO