ゆずが、10月4日に、9月16日に発売された『
YUZU ALL TIME BEST LIVE AGAIN 1997-2007』と『
YUZU ALL TIME BEST LIVE AGAIN 2008-2020』の2タイトルのライヴ映像作品を携えた自身初のオンラインツアー〈YUZU ONLINE TOUR 2020 AGAIN〉の2公演目となる“DAY2「思春期」”を開催しました。
同ツアーは、動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」にて、9月27日開催の“DAY1「出発点」”を皮切り に、最終日となる10月25日(日)まで、毎週日曜日の21:00に実施。会場とライヴテーマ、セットリストを変えながら全5公演が開催される有料配信ライヴとなっています。各ライヴ会場は、ゆずに縁のある“横浜エリア”から選定され、初日公演は2020年9月に閉館した神奈川・横浜文化体育館にて開催されました。
「今だから、帰りたい。変わらないFURUSATOに。」というキャッチコピーがつけれたDAY2のライヴテーマは「思春期」。その会場に選んだのは、
北川悠仁、
岩沢厚治が共に“思春期”を過ごした母校・岡村中学校。“オンラインライヴだからこそできるライヴ会場はどこか”という発想から、“岡中”でのライヴ実施を構想し、北川が中学1年生、岩沢が中学2年生のときの当時のクラス担任が、現在同中学校の校長に着任していることが縁となり、前代未聞の“母校からの配信ライヴ”が実現。同学校のジャージで、デビュー当時にゆずがライヴで着用していた岡村ジャージ、通称“岡ジャー”をアレンジした衣装を着用し、ライヴの幕は開けました。
今回のツアーは全5公演、自身の代表曲「夏色」以外、すべて“被り曲なし”というセットリストで構成されるプレミアライヴ。DAY2の1曲目「友達の唄」では初日公演同様、AR(拡張現実感〈Augmented Reality〉)を起用した立体的な演出とともにパフォーマンスし、「嗚呼、青春の日々」では、教室を飛び出し学校の体育館からパフォーマンス。「タッタ」では、現職の教員らがスペシャルダンサーズとして参加する一幕も。
また「夏色」ではスマホ用アプリ「ピグパーティ」とのコラボレーションが展開。事前に選ばれたファン12人がピグという「アバター」に自身を投影し、 ゆずと共演しました。
最後の曲「シュビドゥバー」披露前、北川は改めて岡村中学校関係者への感謝を述べ、「胸がいっぱいです」と感無量。続けて「中学生のとき、僕と岩沢くんでこの教室のあたりにいたんですけど。まさかこんなふうにグループ(ゆず)になって、こんなに長く音楽をやるなんて思っていませんでした」と当時を回顧し、コロナ禍によりオンラインライヴという新たな糸口を見出したことに寄せて「想像もしていない未来でしたが、大変な中でも、この場所(岡村中学校)でオンラインライヴができた事を嬉しく思っています」と語りました。
この日の模様は、配信日の10月4日より10日間アーカイヴ視聴が可能。なおDAY1「出発点」のアーカイヴ配信も引き続き実施されており、DAY5までの視聴チケットも発売中です。詳細は
特設サイトをご確認ください。
撮影: 太田好治