ニュース

常田大希率いるmillennium paradeが映画「ヤクザと家族 The Family」主題歌を担当 

Millennium Parade(常田大希)   2020/10/26 12:41掲載
はてなブックマークに追加
常田大希率いるmillennium paradeが映画「ヤクザと家族 The Family」主題歌を担当 
 2021年1月29日(金)より日本公開される、綾野 剛舘ひろしが初共演し『新聞記者』のスタッフが再集結する映画「ヤクザと家族 The Family」の主題歌に、常田大希率いるmillennium paradeの「FAMILIA」が決定、本作の為に書き下ろされた映画の世界観を代弁する楽曲が予告編と共に初公開されています。

 本作の主題歌にmillennium paradeへ白羽の矢が立ったのは、主演を務める綾野が脚本を読んだイメージから藤井監督に提案したことから始まったとのこと。綾野は、「映画を観終わった後に、その世界を生きていない第三者の愛が、どうこの作品とお客様の懸け橋となってくれるのか、今自分たちが心の中に宿している静かなマグマを治癒してくれるのは、(常田)大希しかいなかった」と直感で常田が思い浮かんだことを明かしています。綾野から提案を受けた藤井監督は、「映画には主題歌が付きもの。この作品の話が立ち上がってすぐに企画を書いて、綾野さんに渡したんです。綾野さんも一俳優として、一スタッフとして、作品の全てに関わってくれて。この脚本を読んだイメージで常田さんが書く楽曲を主題歌にどうかなって提案してくださったんです。そんなにすばらしい機会があるんだったら、是非僕もオファーしたいですということで、綾野さんのおかげです」とオファーの経緯を語っています。親友として、また共にクリエイティブな世界で生きる者同志でもある綾野と、〈日本アカデミー賞〉6冠に輝いた『新聞記者』のメガフォンをとった藤井、2人からの熱いラブコールを受けた常田は、「とにかくお前が思う最高のものを出してくれ」という気概あるオファーに気合いを入れて向き合わなくてはと快諾。令和の時代を牽引する3人の夢のようなコラボレーションが実現することとなりました。

 King Gnu、millennium paradeと多忙を極める常田は、オフライン(仮編集)状態の映像を観て楽曲の制作に取り掛かったとのこと。「“ヤクザ”を題材にしている作品ではあるけれども、かといってヤクザ映画というそういう印象は全く無くて、多かれ少なかれ誰しもが生きていれば起きえること、生きていれば感じるような普遍的な紡ぎ方がもうオフラインの時点で出来上がっていたので、のっかるだけだった」と純粋な気持ちで一気に楽曲を書き上げた経緯を語っています。映像を観て約1週間という短期間でデモを作り上げた常田は、「やばいのできた」と綾野に即報告したとのこと。あまりの早さにビックリし、楽曲を聞いた綾野は、「傑作、〈FAMILIA〉。恐ろしい曲が生まれた」と率直な気持ちを語り、監督も、「いつもどこか心残りに思いながら次こそと思って生きてきたけど、もう思い残すことはない」と主題歌の歌詞を引用して、観て直ぐに主題歌として返してくれた常田への感謝の気持ちを語り、2人からの最大の賛辞をもらった常田は、「俺これ以上いい曲かけないんじゃないかなと・・・。(笑)」と最高傑作の主題歌の誕生を共に称えあいました。

 エンドロールに主題歌が入った完成した本編を観終った綾野は、「感想を表現するには言葉では足らない。魂がえぐられた。今日まで生きてきて出会った事のない感情です。エンドロールで歌詞が流れるのを観た時、体内から溢れ出るモノを必死に抑えた。私にとって人生最愛の作品が生まれました」と感無量の様子。そして常田は「(完成版を観て)号泣しちゃいましたね。曲を作った過程とか関係なく、ただただ映画に持っていかれて。自分が作ったもので号泣を加速させられるとは思ってなかったなっていうぐらい凄いはまって。本当にこの相乗効果って、、、(ぐっと)きました。そして、作品に出ている役者の方々もみんな凄くて、誰一人欠けちゃいけないっていうぐらいしっくりきて。関わらせてくれてありがとうございます。本当に自分にとってとても重要な作品になりました」と感謝の意を述べています。

 綾野をはじめとする豪華キャストと、『新聞記者』のスタッフが再集結してつくりあげた映画のラストを飾る主題歌が初お披露目となる予告編が遂に完成。まるで讃美歌、レクイエムのように全てを優しく包み込み、この映画の情景がありありと浮かぶような歌詞とメロディが全てを浄化し、実力、人気を兼ね備えた3人がタッグを組み、映画というフィールドで生み出した相乗効果により、令和という新しい時代に生きる人々に生きる希望を感じさせてくれるこの楽曲に彩られた壮大なクロニクル(年代記)の誕生です。

[主題歌へのコメント]
人生最愛のレクイエムが生まれました。“FAMILIA”は私にとって永遠です。
――綾野 剛

デモを聴かせていただいて、「最高です!」と直ぐに連絡したぐらい素晴らしい楽曲を作って頂き感謝しています。
そのあとも完成形になるまでに、どんどんブラッシュアップされていって。
こんなに素晴らしい曲でこの映画を終われるならもう思い残すことはない、曲を聴きながら編集作業をしていて、何度もそう思えました。
映像を観ていただいた感覚を曲という形で直ぐに返してくれて、こんなに近いクリエイティブが出来た経験はめったにないので、本当に嬉しかったです。

――藤井道人監督


©2021『ヤクザと家族 The Family』製作委員会

「ヤクザと家族 The Family」
2021年1月29日(金)より全国公開
yakuzatokazoku.com
配給: スターサンズ / KADOKAWA
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 魚返明未 日本の新世代ジャズを牽引するピアニストが、新たなトリオでアルバムを発表[インタビュー] みやけん 人気ピアノYouTuber 『俺のヒットパレード!』第4弾リリース!
[インタビュー] Billyrrom 注目の新世代バンドに聞く新章突入と〈HEADZ 〜NEW HOT WAVE〜〉出演への思い[インタビュー] 町あかりの歌謡曲・春夏秋冬 春のテーマは「ディスコ」!
[インタビュー] Arvin homa aya  実力派シンガーの話題曲 アナログで連続リリース[インタビュー] ジェイコブ・コーラー × kiki ピアノ 凄腕師弟コンビ
[インタビュー] 文坂なの \[インタビュー] 人気ジャズ・ピアニストが立ち上げた新レーベル 第1弾は田中裕梨とのコラボ・シングル
[特集] いよいよ完結!? 戦慄怪奇ワールド コワすぎ![インタビュー] you-show まずは目指せ、新宿制覇! 新宿発の楽曲派アイドル・グループがデビュー!
[インタビュー] 想像を超えた創造。タフでラフでラブな一枚 崇勲×ichiyonのジョイント・アルバム[インタビュー] 千住 明、オペラ・アリアをヴァイオリンで 千住真理子とともに20年以上前の編曲スコアを再録音
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015