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ウェス・モンゴメリー、最初で最後のヨーロッパ・ツアーの貴重な音源がアルバムに

ウエス・モンゴメリー   2021/01/21 15:22掲載
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ウェス・モンゴメリー、最初で最後のヨーロッパ・ツアーの貴重な音源がアルバムに
 ジャズ・ギタリストのウェス・モンゴメリー(Wes Montgomery)が1965年に行なった、最初で最後のヨーロッパ・ツアーから、4月30日に独ハンブルクのNDR(北ドイツ放送局)スタジオ10で開催された「第39回 NDRジャズ・ワークショップ」での公演の模様を収録するアルバム『NDR ハンブルグ・スタジオ・レコーディングス』が3月上旬に発売されます。同梱されるBlu-rayには2日前の4月28日に同会場で行なわれたリハーサルの映像を約30分にわたって収録しています。

 1965年のモンゴメリーのヨーロッパ・ツアーの録音は、2017年に発売された『イン・パリ-ザ・ディフィニティヴ・ORTF・レコーディングス』(3月27日、フランス・パリ シャンゼリゼ劇場での録音)でも聴くことができますが、『イン・パリ〜』が母国アメリカのレギュラー・バンドでの演奏であるのに対し、『NDR ハンブルグ・スタジオ・レコーディングス』ではヨーロッパのジャズメンとの共演。メンバーはジャン=リュック・ゴダール監督『勝手にしやがれ』など数々の映画音楽でも著名なピアニストのマーシャル・ソラール(アルジェリア→フランス)を筆頭に、ロニー・スコット(英国)、ハンス・コラー(オーストリア→ドイツ)、ロニー・ロス(インド→英国)、『イン・パリ〜』にゲスト参加しているほかRiverside盤『フル・ハウス』でも息の合ったプレイを繰り広げていた旧友のジョニー・グリフィン(米国→フランス)らを含む国際色豊かな顔ぶれとなっています。

 サックス・アンサンブルと演奏するプランは「NDRジャズ・ワークショップならではの独自性を打ち出した企画を」という主催者からのリクエストに応じたもので、ウェスとヨーロッパのジャズメンたちは、「Last of the Wine」「Blue Grass」「The Leopard Walks」などウェスの公式アルバムでは聴くことのできない楽曲も含む全10曲を、長年ともに演奏してきたかのような一体感で楽しませてくれます。

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