妹の
カレンとの
カーペンターズで数々のヒット曲を残した
リチャード・カーペンター(Richard Carpenter)が、カーペンターズのヒット曲を弾いたピアノ・アルバム『
ピアノ・ソングブック』を10月22日(金)に発表します。収録曲は「遙かなる影」「イエスタデイ・ワンス・モア」「青春の輝き」「レインボウ・コネクション」「トップ・オブ・ザ・ワールド」など。
リチャードがソロ・アルバムを発表するのは、1998年の『
新たなる輝き〜イエスタデイ・ワンス・モア』以来、じつに23年ぶり。アルバム発売の3日前には、リチャードがみずからカーペンターズについての物語を語ったカーペンターズ初の公式認定伝記本『Carpenters: The Musical Legacy』が海外で発売されます。
リチャードはニュー・アルバムについて「小さい頃から私は音楽を演奏していただけではなく、レコードにも親しんでいました。40年代後半から50年代にかけて、当時の大きなレーベルと言えばコロンビア、ビクター、デッカでした。そして大スターだったビング・クロスビーはデッカにいたのです!そのデッカから今回の企画を聞いたとき、まず頭に浮かんだのは私の父と母のことでした。そしてこの企画は、練習嫌いだった彼らの息子への最高のプレゼントだと思ったのです。カーペンターズの曲をソロ・ピアノで表現するのは難しい挑戦でしたが、ピアノという素晴らしい楽器にも助けられ、皆さんに楽しんでいただける内容になったのではと思っています」と語っています。