ap bankの可能性をさらに広げるため、音楽家・
小林武史と
櫻井和寿(
Mr.Children)を中心に2004年に結成された“
Bank Band”の18年間の集大成として、9月29日(水)に発売が決定しているベスト・アルバム『
沿志奏逢 4』の収録楽曲が決定。
収録曲には、最新楽曲「東京協奏曲」(宮本浩次×櫻井和寿 organized by ap bank)、「forgive」(Bank Band feat.
MISIA)含む、全オリジナル楽曲、代表的カヴァー・ソング、歴代フェスより厳選したライヴ音源など全25曲が収録されます。
Disc1には、2021年3月20日に配信限定でリリースした最新楽曲「forgive」、新曲「東京協奏曲」、「What is Art?」(Reborn-Art Session)のニュー・ミックスを含む、Bank Bandがこれまで制作した全オリジナル楽曲に加え、「糸」「若者のすべて」「カルアミルク」「何の変哲もないLove Song」「トーキョー シティー ヒエラルキー」のカヴァー名曲を、TED JENSEN(STERLING SOUND)の全曲ニュー・マスタリングにて収録。
Disc2には、ap bank fesの歴史を語る上で外すことのできない名場面・名演奏を歴代フェスの中からセレクトし「LIVE BEST」として初CD音源化。Bank Band With Great Artistsとの共演「言葉にできない」「はじまりはいつも雨」や、「歌うたいのバラッド」「慕情」「HERO」などを、ライヴ盤だからこそ刻み込めたあの〈ap fes〉の感動が鮮明に蘇ります。マスタリングは内田孝弘(FLAIR MASTERING WORKS)が担当しています。
また、初回仕様CD購入者のみが視聴できるBank Bandスペシャル映像コンテンツ視聴シリアルナンバーが封入。小林と櫻井の『沿志奏逢 4』スペシャル対談に加え、セッションも収録予定。詳細は『沿志奏逢 4』特設サイトをご確認ください。
[コメント]もっと伝わる、歌うための技術を身に付けたいと、今も強く思っている。
でも、足を運んでくれた人達の笑顔、会場の空気、バンドの息遣い、
その時でしかありえない心の動きと、だからこその歌が、声があるのだと、かつてのap fesの歌を聴いて思う。
きっと一生越えることは出来ない。
あの時の声に感動し、同時に打ちひしがれるような気持ちになるけれど、改めてありがとうap fes。とっても恋しいです。――櫻井和寿Bank Bandは成り立ちが不思議なバンドで、いままで楽曲なども制作してきましたが、僕と櫻井くんに関してはap bankを通してのボランティア活動としてやっているわけで、そもそもが自分たちの営利目的ではない、利他的な行動として存在しているバンドなのです。
だけど音楽的には、作品の産みの苦しみも経験するし、あーだこうだと悩んだりもしてきましたが、出来上がったときや、何よりap bank fesのライブにおいて、他のアーティストやお客さんと共にとんでもない豊かな音楽の至福体験を何度も何度も体験してきました。幸せなことです。
自分たちの手から離れ、いろんなことが巡り巡ってまた自分が豊かになると言うのは、1つの真理だと思います。ap bankを通じて経験したことは、それを表してるように個人的に思います。さらにそこに時間の体積がいろんな思いをミルフィーユのように重ねていて、なかなか得難い1つの作品となっていると思っています。
まだCDに収録されてない新曲たちやスタッフの温かい思いが反映された過去楽曲からのセレクションと、ライブ音源からのセレクションで構成されています。
森本千絵さんによる新しい素敵なアルバムジャケットを含め、いろんな特典も用意されてるようです(笑)
よろしければぜひ、お手に取っていただいて。――小林武史※本作の収益はap bankが行なっている、ひとり親家庭を食で支援する「spoon」プロジェクトや災害復興支援、そして「リボーンアート・フェスティバル2021-22」などの費用に充当させていただきます。