1981年10月21日に「
センチメンタル・ジャーニー」でデビューし、2021年に40周年を迎えた
松本伊代。2021年12月には、約30年ぶりの新録アルバム『
トレジャー・ヴォイス [40th Anniversary Song Book] Dedicated to Kyohei Tsutsumi』をリリースし、輝きを増した歌声が評判を呼んでいます。そんな松本伊代の代表曲「
時に愛は」(作詞 / 作曲:
尾崎亜美)のニュー・ヴォーカル・ヴァージョンが、1月12日(水)に配信リリース。
40周年アルバムのタイトル『トレジャー・ヴォイス』は、「センチメンタル・ジャーニー」をはじめ、松本伊代に数々の名曲を提供した
筒美京平が、「はっきり言って美声ではないが、実にユニークな響きのある声、ちょっと甘えっぽく、少年的でもある伊代さんの声が私は大好きです。『真夏の出来事』を唄った平山三紀の低くブツブツ切れる様な声、少年時代の郷ひろみの妙に鼻に抜ける声と共に私の好きな三大ヴォイスのひとつです」(2004年発売『
松本伊代BOX』ライナーより抜粋)とメッセージを寄せていることにちなんだネーミングで、収録曲はすべて筒美京平作品で構成されています。
この度、配信リリースされた「時に愛は」は、1983年にリリースされた9枚目のシングルで、自身が主演したTBS系ドラマ『私は負けない!ガンと闘う少女』の主題歌として当時使用されたスロー・バラード。松本伊代にとっては、「センチメンタル・ジャーニー」に次ぐヒットを記録し、歌手として新たな魅力を訴求した記念碑的な作品です。
筒美京平作品で構成した40周年記念アルバムには収録されなかった不朽の名曲を、2022年の松本伊代の“トレジャー・ヴォイス”でぜひお楽しみください。