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映画『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』ジョニー・デップのインタビュー映像&著名人コメント公開

シェイン・マガウアン   2022/05/11 14:09掲載
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映画『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』ジョニー・デップのインタビュー映像&著名人コメント公開
 ジョニー・デップ製作、伝説のパンク・バンド“ザ・ポーグズ”(THE POGUES)のシェイン・マガウアンの人生に迫るドキュメンタリー『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』が、6月3日(金)より東京・渋谷シネクイントほかにて全国順次ロードショー。ジョニー・デップのインタビュー映像が公開されています。

 アイリッシュ・パンクという一大ジャンルを築き上げた伝説の英パンク・バンド“ザ・ポーグズ”。そのフロントマンで、多くのミュージシャンが愛して止まない天才シンガー、シェイン・マガウアンの破天荒すぎる音楽人生を30年来の友人ジョニー・デップ製作でドキュメンタリー映画化。本作では爆弾発言だらけのシェインのインタビュー映像に加え、貴重なライヴ映像や、米国の作家ハンター・S・トンプソンのコラボで知られるイラストレーター、ラルフ・ステッドマンによるアニメーションを交えながら、彼の半生を丸裸にしていきます。『ビギナーズ』のジュリアン・テンプル監督がメガフォンをとり、ボビー・ギレスピーやジョニー・デップ本人がインタビュアーとして出演。第68回サン・セバスチャン国際映画祭で審査員特別賞を受賞。米映画批評サイトRotten Tomatoesで批評家・観客共に96%の超高評価を獲得しています。

 本作を手掛けたのは『ビギナーズ』、『セックス・ピストルズ/グレート・ロックンロール・スウィンドル』、『LONDON CALLING/ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー』など数々の大物ミュージシャンのドキュメンタリー作品で知られるジュリアン・テンプル。映画監督のみならず、ザ・ローリング・ストーンズデヴィッド・ボウイなど様々なアーティストのミュージック・ビデオを手がけています。巨匠ジュリアン・テンプルが放つシェイン・マガウアンの伝説を描いた本作を、ぜひ劇場で楽しんでください。

 この度、ジョニー・デップの貴重なインタビュー映像が初公開。本作の製作を務め、インタビュアーとしても出演しているジョニー・デップが、30年来の友人シェイン・マガウアンについて終始笑顔を見せながら語りました。「シェインとつき合っていくことはまるで、毎日違う靴を履くようなものなんだ。種類もさまざまでとてもきつい靴もある。常に強制的に何かを考えさせられることになる。四六時中、足の痛みが頭から離れない。あるいはいろんな靴の履き心地を考えたりする。要は彩りのある経験をさせてくれるんだ」とシェインといることは毎日違う靴を履くように、新たな刺激が得られると熱弁するジョニー。続けて、ジュリアン・テンプル監督は「しかも“予測不能”だ。彼はワニなんじゃないかっていつも思ってる。寝ているように見えて実は違う」と本作でシェインと1番向き合ってきたジュリアンだからこそ例えられる表現にジョニーも「危険だ。常に見てる」と納得の表情を浮かべます。会話が弾む中、話題はアイルランド音楽界で最も愛され、恐れられ、謎めいた言葉の達人シェイン・マガウアンという唯一無二の人物についてへ。ジョニーは「普通シェインのように多くの作品を作る人は、自分らしくいられるときはとても静かなんだ。居心地が悪いと感じるとひねくれた態度を取ったりする。だからシェインも居心地の良い場所にいる時は、わめき散らしたり大声で話したりすることはない。静かに座って思いにふけっている。誰も想像できないような穏やかで調和のとれた心を持っている。時々手を伸ばしてこちらに触れ、つかもうとする。でもその手に触れると逃げてしまう。シェインはとても繊細な性格だ」と気心の知れた長年の友人ジョニーだからこそ見せるシェインの素顔が明らかに。続けて、「ザ・ポーグズ時代に作った作品でこんな楽曲がある。『ニューヨークの夢』。この曲は今でも間違いなく最高傑作の1つだ。でも彼はそのことを認めようとしない」とジョニー含め世界中の人々が太鼓判を押す楽曲、「ニューヨークの夢」を最高傑作だと認めようとしないシェインのプロ意識の高さが垣間見えます。名優ジョニー・デップと巨匠ジュリアン・テンプルの豪華コラボにより実現した本作。その裏にはシェインへの尊敬と熱い想いがありました。

 あわせて、『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』公開決定に各界の著名人も大熱狂。ザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトらからコメントが到着しています。

[コメント]
ロックミュージシャンの伝記映画にはロクなのがないから期待してなかったが、この映画はちがった!パンクとケルト音楽!すばらしすぎ!ぜひ!
――泉谷しげる(ミュージシャン・役者)

ブラボー!ブラボーー!!シェイン、アンタはサイコーだよ!歯がなくてもアル中でもハートがピュアソウル一億パーセント。荒ぶる魂の切ないアイリッシュパンクは日本のダンスフロアまでも激らせてるぜー!イエ〜!!
――大貫憲章(DJ / 音楽評論家)

世紀のスクープ!
遂にカメラはとらえた!!
アイルランドに妖精は実在する!!!
音楽を連れて。ウィスキーに連れられて。

――甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)

2005年フジロック
ホテルのエレベーターでドロドロのシェインに遭遇しました
すぐにスタッフにペンを借りてサインを頼みました
彼は俺の着ていたタンクトップにHELPと書きました
さすがシェインだ

――チバユウスケ(THE BIRTHDAY midnight bankrobbers)

奇人変人、薬中、アル中、世の中にはいっぱいいるんだろうけど、こんな人はホントいない、みんなの心を歌で掴んだ人のとってもスペシャルな人生ドキュメント!
――奈良美智(美術家)

シェイン・マガウアンと、わたくしの歩んできた人生と真逆。
なので、素直に、面白い映画でした。
彼の、深く激しい人間愛ゆえの現実との歪み。
そこと折り合いをつけるためかの、彼のそばには、“酒・ドラック、そして素晴らしい音楽“。
人間都合の、正しさ・平和・幸福とは?
あ〜、兎に角楽しく観ましょ!

――フレディ塚本(唄い者)

お〜い、シェイン!
まだまだ遊ぼうぜ!
この夏の日の輝きが永遠だって事、忘れちゃいないだろ?

――真島昌利(ザ・クロマニヨンズ)

時の試練に打ち勝ち、今なお愛され続けるシェイン・マガウアンの楽曲。そのレシピを丸裸にするドキュメンタリー。アイルランドのルーツとデカダンな生活から生まれたのは、人々を虜にする彼のペーソスでした。
――みのミュージック(YouTuber / アーティスト)


© The Gift Film Limited 2020

『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』
2022年6月3日(金)より東京 渋谷CINE QUINTOほか全国順次公開
longride.jp/shane
配給: ロングライド
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