2026年1月に〈rockin'on sonic 2026〉へ出演し、東京と神戸にて来日ツアー〈ドリームワールド:グレイテスト・ヒッツ・ライヴ〉を開催する、イギリス史上最も成功したデュオとも言われる
ペット・ショップ・ボーイズが、12月17日(水)にリミックス音源をまとめた『ディスコ』シリーズの第5弾『ディスコ5』の日本盤をリリース。それに併せて、1986年から2012年の間にパーロフォンからリリースしたスタジオ・アルバム11作品も同日再発売されることになりました。
時代の“音”を作るポップスの錬金術師、ペット・ショップ・ボーイズによるリミックス・アルバム『ディスコ』シリーズは、「ウエスト・エンド・ガールズ」「サバービア」「オポチュニティーズ」など1stアルバム『
ウエスト・エンド・ガールズ』収録曲のリミックスを中心とした1986年の『ディスコ』を皮切りに、1994年の『ディスコ2』、2003年の『ディスコ3』と、これまで主に他プロデューサーやDJによるペット・ショップ・ボーイズのトラックのリミックスをフィーチャーしてきました。2007年の『ディスコ4』では、
マドンナ「ソーリー」や
ザ・キラーズ「リード・マイ・マインド」など、他のアーティストのペット・ショップ・ボーイズによるリミックス音源も登場。その第5弾が、海外では11月21日(金)にリリースとなります。
『ディスコ5』は、
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズや
プライマル・スクリームをはじめ、
ポール・ウェラーや
ティナ・ターナー、
クラップトーン、
ヴォルフガング・ティルマンスといったアーティストの楽曲のペット・ショップ・ボーイズによるリミックス音源のほか、
オリー・アレクサンダーをフィーチャーした彼ら自身の楽曲「ドリームランド」のリミックスといった全12曲を収録。
また、ペット・ショップ・ボーイズがプロデュースし、2008年にドイツのレーベル「コンパクト」からリリースされていた、サム・テイラー=ジョンソン「アイム・イン・ラヴ・ウィズ・ア・ジャーマン・フィルム・スター」や、90年代初頭にペット・ショップ・ボーイズがアレンジとプロデュースを行ない、ヒット映画『クライング・ゲーム』のサウンドトラックに提供していた
キャロル・トンプソン「レット・ザ・ミュージック・プレイ」、
スリーフォード・モッズがカヴァーした名曲「ウェスト・エンド・ガールズ」のペット・ショップ・ボーイズ・リミックスや、
ソフト・セルとのコラボレーション楽曲「パープル・ゾーン」も収められています。
そして、スタジオ・アルバムの再発売も決定。デビュー・アルバム『ウェスト・エンド・ガールズ』から「ウィナー / 君は勝利者」「リーヴィング」「メモリー・オブ・ザ・フューチャー」などを収録した2012年の『
エリシオン〜理想郷〜』までのスタジオ・アルバム
11作が、全タイトル最新リマスター音源使用、解説・歌詞・対訳付きでリリースとなります。2026年1月に来日公演を行なう絶好のタイミングに、あらためてUKシンセ・ポップ・デュオの偉大な軌跡を堪能してみてはいかがでしょうか。