ピーター・バラカンが作品を選ぶ音楽映画祭「Peter Barakan’s Music Film Festival 2026」が、9月18日(金)から10月11日(木)まで東京・角川シネマ有楽町で開催されます。上映作品は全21作。このうち8作品が日本初公開です。上映スケジュールは8月末にイベント公式サイトで発表されます。
日本初公開作品は、ジャズがダンス・ミュージックだったスウィングの黄金期にデビューした
エラ・フィッツジェラルドの幅広いキャリアを網羅したドキュメンタリー『エラ・フィッツジェラルド物語』、もっと知られるべきだったブルーズ・シンガー、
ビッグ・ママ・ソーントンについてのドキュメンタリー『ビッグ・ママ・ソーントン 有りのまま』、スイスのモントルーで町興しのために始まったジャズ・フェスについてのドキュメンタリー『皆がモントルーにやってきた』、昨年も好評だったレス・ブランク監督作の中から今年没後10年になる
レオン・ラッセルについてのドキュメンタリー『詩は裸の人 素顔のリオン・ラセル』、フォーク・ミュージックを幅広く紹介するニューポート・フォーク・フェスティヴァルがさまざまなアーティストの存在によって変化していった過程を描いたドキュメンタリー『ニューポート・フォーク・フェスティヴァルの夢』、キューバが生んだユニークなピアニスト、
オマール・ソーサ『オマール・ソーサのピアノは打楽器である』。ビ・バップの初期に現れて、その後ヨーロッパに移住したピアニストの
バド・パウエル『BUD LIVES!バド・パウエルへのラヴ・レター』、2025年ショパン国際ピアノコンクールの本番4K映像『第19回ショパン国際ピアノコンクール映像選』。
東京での上映後、11月13日(金)~11月20日(金)大阪・大阪シネ・ヌーヴォ(11月13日にピーター・バラカンのトークショーを開催)、11月20日(金)~11月26日(木)愛知・名古屋伏見ミリオン座(11月20日にピーター・バラカンのトークショーを開催)で関連イベントが開催されます。
また、映画祭の開催にあわせてピーター・バラカン=著『MUSIC FILM MAGIC! ピーター・バラカンが選んだ音楽映画』(シンコーミュージック=刊)が9月18日(金)に発売されます。
[コメント]PBMFFはこれで6回目の開催を迎えました。作品の選定についていつものようにある程度の紆余曲折はありましたが、面白いライン・アップになったと思います。今回は思いきって日本初公開作品、また新たに上映権利を映画祭が取得した映画を10本紹介することに決めました。諸々の費用をチケット代だけでは賄うことが難しく、去年に続いてクラウドファンディングで皆さまの応援をお願いし、目標金額の110%をいただきました。改めて感謝いたします!今回はお返しの一つに、ぼくが新たに書いた音楽映画のガイドブック『MUSIC FILM MAGIC!』があります。個人的なセレクションになっていますが、これまでのPBMFFで上映した全作品をベースに、ぜひ知っていただきたい映画を紹介しています。手に取ってみていただければと思います。
公開済み作品、またPBMFF で以前上映した作品のアンコール上映も色々あります。
このチャンスを逃せばなかなか見る機会のないものもあるので、後悔がないように!
では、有楽町の角川シネマでお待ちしています。――ピーター・バラカン