今年2月に開催されたバンクーバー五輪の開会式会場にて、初めて公に披露された「We Are The World 25 for Haiti」。歴史的プロジェクトから25年を経て、ハイチ地震救済のために新世代キャストで録音、iTunesにて先行配信された新ヴァージョンが遂に本格的に日本上陸! 音源及びビデオが3月24日よりレコチョクとドワンゴで配信開始となり、早くもレコチョク洋楽「着うたフル(R)」デイリーランキングで初登場1位を獲得しました(3月25日付)!
このプロジェクトは、2010年2月1日、25年前にオリジナル曲がレコーディングされたスタジオにて、
クインシー・ジョーンズと
ライオネル・リッチーがエグゼクティブ・プロデューサー兼プロデューサーとして指揮をとり、俳優/歌手の
ジェイミー・フォックス、
セリーヌ・ディオン、
カニエ・ウェスト、
アッシャー、
ジョナス・ブラザーズ、
メアリー・J・ブライジ、元
ビーチ・ボーイズの
ブライアン・ウィルソンなどジャンルの垣根を超えた80名以上のスーパースターが集結し行なわれました。
レコーディング・セッションの撮影には映画『ミリオンダラー・ベイビー』などを手掛けたアカデミー賞受賞作家でありディレクターの
ポール・ハギスがフィルム・ディレクター兼エグゼクティブ・プロデューサーとして参加するなど、25年前のメンバーを彷彿させる、まさにスーパー・プロジェクト!
なお「We Are The World 25 For Haiti」では、25年前のオリジナル・ヴァージョンで故
マイケル・ジャクソンが歌っていたパートがそのまま挿入されており、曲中マイケルの歌声が聴けるとともに、ビデオでも当時の彼のレコーディング姿が確認できます。
さらに「We Are The World 25 for Haiti」のスペイン語翻訳ヴァージョン 「Somos El Mundo 25 Por Haiti(ソモス・エル・ムンド25ポル・アイティ)」も同時にモバイル配信がスタート。
これはミュージシャン/プロデューサーであるエミリオ・エステファンと
グロリア・エステファンによって歌詞が翻訳されたもの。オリジナルの作詞者であるライオネル・リッチーとマイケル・ジャクソン・エステイトによる公認のもと、この楽曲の歌詞が外国語に翻訳されたのは今回が初めてとか。
スペイン語ヴァージョンにはラテン・ミュージック界のスーパースターが集結。前述のエミリオ・エステファン、グロリア・エステファンはじめ、
カルロス・サンタナ、
フアネス、
シャキーラ、
リッキー・マーティン、
デヴィッド・アーチュレッタ、俳優の
アンディ・ガルシアなど、50名以上が参加。このハイチ救済の一大プロジェクトが世界中に広がっています。
「We Are The World 25 for Haiti」「Somos El Mundo 25 Por Haiti」の売り上げの一部は非営利団体である“We Are The World Foundation”に送られ、同団体の発起人であるクインシー・ジョーンズ、ライオネル・リッチーを含む役員による選出のもと、復興に有益なチャリティーに寄付されるとのこと。ご注目を。
<クインシー・ジョーンズからのコメント>
「25年前、エンタテイメント業界はエチオピアの飢餓を救うために〈We Are The World〉をレコーディングすることで、人々を助けるためのコミュニティーとしての力を発揮しました。現在もアフリカに対する支援の必要が続く一方で、今日新たにハイチが先日の地震による未曾有の災害に苦しんでおり、報道のカメラが去った後も続く、永続的な救済を早急に欲しています。我々はアーティストとして、“人々を助けるためのWe Are The World”という精神に則り、この25周年記念に一致団結しました」
<ライオネル・リッチーからのコメント>
「本当に素晴らしいアーティスト達が大地震による被害を受けた人々を救うべく、自らの声を届けようと集結しました。〈We Are The World 25 for Haiti〉が回復に至るきっかけとなることを信じています」